☆ ドリーム・スター ☆

ドリーム・スター

人生は 物語

誰もが 主人公

小説/詩





ある晴れた日、なんとなく空を見上げた

青い澄んだキャンバスに 白い雲

思えば、こうして空を見るのは久しぶり


動かずにいる雲、ゆっくり流れ形を

変えいく雲 吸い込まれそうな雲

しばらく 雲をみていたら、、、

どこからか 声が聞こえてきたんだ


焦らなくて いいんじゃない

立ち止まっても いいんだよ

急がなくても きっと 平気だよ

流れに 身をまかせて


私は、こう 聞いた、、、

私は、 どうしたら いいの?

一生懸命 頑張っていけばいいの?

その先に 何が あるの、、、


いつも 同じとは 限らない

目に みえる ものは 変わっていく

大切なのは 心よ

いくら焦っても 心配しても

すべてが 思うようには ならないわ

自分を 大切に して

今 あなたの目に 私が、何に見える?



私は、こう 答えた、、、

何も 浮かばない 雲があるだけだよ


すると、、、ほら もっと よく見て

一度 深呼吸して 目を閉じて、、、

ゆっくりと 目を開けて もう一度、、、


私は、言われるがままに そうしてみた

すーう 深く呼吸を吸い込み 目を閉じて

ゆっくり 息をはきだし そっと目をあけて

空の雲を 見てみた、、、


青い 透き通った キャンバスに

白い雲は さっきと 違い まるで

さつき見ていた雲とは別のものに見えた


それは、雄大であり 優しさを感じさせ

目の前から 動かずに 大きく見えた、、、


あなたの見ている 私は さつきと同じです

今、あなたは 大切なもの 感じたのです

今の気持ちを 忘れずに 

もっと ゆっくりと 他人と比べずに

自分を大切に、、、


そのあと 声は 聞こえてこなくなった、、、

どれくらい こうして空を見上げていただろう

思えば、もう数年こうして空の雲を

みたこと なかったな、、、


                Dream star