重賞展望
【クイーンC】年によって流れがバラバラで21年は中盤締まった流れのミドルペース、19年は逃げ馬が後続を引き離したから判断は難しいけどハイペース、19年はドスローの3F瞬発力戦、18年はややハイペース、17年はミドルペースやけど中盤で緩む流れと統一感が全くない。今年の登録馬を見ると強力な逃げ馬は見当たらんからスローかなぁと思うけどキャリアの浅い馬ばっかりやから何とも。雪が残って馬場も変わりそうやし難しい。血統は去年はディープとキンカメの組み合わせが3着まで独占。あとはヴァイスリージェントの血はかなり目立つ。
最近は後にクラシックやGⅠで活躍する馬の出走が目立つように出世レースと言って良い。ただ今年は正直小粒感はあるかなと。ここで素質を示してクラシックに名乗りを上げる馬が出て来てほしい。人気になるのは実績的にはベルクレスタとスターズオンアースのドゥラメンテ産駒2頭かな。どっちもそれなりに安定して走れてるし弱いとは言わんけど突き抜けた武器がないというかクラシック候補としては物足りひん印象。ベルクレスタの方がよりマイラー的でスターズオンアースの方が中距離馬的なイメージ。府中マイルで軽い馬場に締まったペースなら前者、タフ馬場やスローなら後者かなと。他はどれが人気になるかも読めへんから注目馬だけ。まずはラリュエル。半兄ステイフーリッシュは小回り中距離戦に適性のあった馬やけど牝馬に出たこととディープ産駒な分こっちの方が軽さや決め手はあるんかなと。まだキャリア1戦で未知な部分も多いけど新馬戦は外差しが決まりやすい馬場を1枠から終始内を走って1着。時計もまずまずやしこの時下したのはきさらぎ賞謎の1番人気ストロングウィルw3着馬も勝ち上がってるしレベル的にも低くはなかった。あとはモカフラワー。前走赤松賞では3着スターズオンアースとはクビ差の4着。人気に差があるなら馬券的に美味しいのはこっちかも。