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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③    

レジャー/旅行

こんばんは!15日(火)は、北海道は概ね晴れるでしょう。

午後は道南を中心に雪の降る所がある見込みです。
東北や北陸から山陰は雪や雨の降る所が多く、雷を伴う所もあるでしょう。
東日本の太平洋側は雲が広がりやすく、所により雨や雪が降る見込みです。
西日本の太平洋側や九州北部は晴れ間もありますが、雲の多い天気となりそうです。
南西諸島は概ね晴れるでしょう。

秋の彩りに
   心躍る
山肌と紅葉の
  コントラスト
圧巻 岩の稜線
日本海の
 大パノラマ

              白波望む 秋の峰
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               鳥取 大山

〇写真家 柄木孝志さん

18年前、大阪から移り住んできた柄木孝志さん。

〇写真集『24hours』

大山に魅せられ、写真をはじめ、写真集も出版。
春夏秋冬、様々な時間帯に大山を撮影し、その美しさを伝えています。

*撮影:11月上旬

前回は元谷の一番星空が美しい場所までの紹介でした。
今回は星空を撮る方法を、柄木さんに教えていただきますところから始めます。

<山旅スタイル>
 星空の写真を撮る方法

〇星空の写真を撮る方法

星空の写真を撮る方法、教えてください。

「あの~、実際こちらが私の使ってるカメラなんですけど、
 真っ暗の中で撮影するので、好感度に強いカメラがまず必要になります」

〇高感度のカメラ

「あとはこの元谷は非常に広いので~、広角レンズ、大体そうですね、
 18mmぐらいあれば、あのこの北壁のパノラマは、
 ある程度入れることが出来ます」

〇18mmぐらいの広角レンズを使う

設定は?

〇下値(絞りの値)はできるだけ小さく

「下値を出来るだけ小さい数字にして、
 え~、明るく撮れるような状態にすること」

あと必要なのは?

「夜の撮影の場合はどうしてもシャッタースピードの時間が
 長くなってしまうので、
 まぁ、カメラのブレを抑える為に、三脚が必ず必要になってきます」

〇ブレを抑えるため三脚が必要

星の光を捉えるって面白そう。

〇星の光跡(こうせき)を残したい場合

*撮影:1月

「星の光跡を残したいとかって場合は、例えばそれで~、30分回したり、
 1時間回したりとかするようなことも実際はあります」

なるほど~、星空撮影挑戦してみよっと~。

出発して1時間半、再び森の中へ。

「この辺りぐらいからは、ブナの巨木も目立つようになってきます。
 大山は、あ~、西日本最大級のブナ林を実は持ってるんですね~」

大山の周囲に広がるブナの森は、およそ3000ヘクタール。
東京ドーム640個分に当たります。
黄金色(こがねいろ)の森の中を一歩一歩進んで行く。

「わ~、綺麗。
 まさに光が入ると、ほんとにブナの森に命が注がれるようなそんな雰囲気です」

冬を目前に秋の森は最高の煌(きら)めきを放ってる。

「さぁここからは、あの~、行者谷コースというだけあって~、
 あの、急な登り坂が一気に、あの続いて行きますので、
 あの~、結構しんどいとは思いますけど、
 ゆっくり、あの~、登って行きましょう」

結構傾斜きついな~。

「あっ、これ見てください。
 キノコですね~」

わ~、可愛い~。

「やっぱこういう風に、あの綺麗な映(ば)えるもの、
 やっぱり見つけると嬉しくなりますよね?」

〇センボンクズタケ

センボンクズタケ、お菓子のチョコレートにそっくり。

「この上にもありますね~」

わっ、ほんとだ。

〇ムササビタケ

*国立公園のため
 キノコの採取は禁止されています

こちらはムササビタケ。
残念ながらどちらのキノコも食用には適さないんですって。

「あ~、ここに見事なナナカマドの実がなってますね~」

〇ナナカマド

赤い実が鈴なりだ~。

「ナナカマドの実が沢山なってると、しかもそれが鮮やかだと、
 今年は大雪になるっていう話を、あの~、いい伝えで良く、
 あの~、お聞きしたんですね。
 だから僕らも、あのこの時期になると、ナナカマドの実を見つけては、
 あ~、今年は大雪なんだな~っとかっていうような参考にしてます」

標高1200mを超えた。

ひたすら階段を登って行く。

〇6合目避難小屋

「ここが6合目の避難小屋になります。
 6合目を過ぎると、だいぶ高い木が無くなって~、
 あの低いこういう小さな木だけになっていきます。
 で~、視界もどんどん開けていくんで、
 上に上がるとまた絶景を皆さん見て頂けると思います」

楽しみ~。

わ~、抜けた~。

「もう見渡す限りのパノラマの風景です」

あっ、海だ。

〇日本海

「え~、まずは日本海、見事な弓ヶ浜が今、ご覧いただけます。
 中々これだけの、あの~、澄んだ視界で、
 弓ヶ浜を見れることも無いんですけども、
 まぁその弓ヶ浜の向こうには島根半島があって」

今回はこうして日本海、そして弓ヶ浜、島根半島が眺められる所までと致します。
次回は、島根半島の絶景の紹介から始めます。