さっきギャンブルの話をテレビでやってまして。面白かったんやけど気になったのはしっかり考えると１番人気に行きつくみたいな話、あれ典型的な負けパターン。人気馬ばっかり買うってことは平均的な買い方なわけで、平均的な買い方をすると当然回収率も平均（競馬で言うと７０～８０％）に近づくんよね。元競馬関係者みたいな人がよく番組内で予想してるけど典型的なそういう予想やもんね。多分回収率なんて考えた予想してへんのやろなと。この原則に気付かん人は長期的に見ればまず回収率１００％は超えられへんよと。

【京都牝馬S】去年に続いて阪神内回り１４００での開催。スタートから最後の急坂まで平坦⇒下りで構成されるからミドル～ハイペースで中盤も緩まへん持続力レースになりやすいコース。今年もスプリント戦で前に行くような馬が出て来るしそれなりに速いペースになりそう。先週の馬場を考えると好位～中団のインあたりが恵まれるかなと。締まった流れの経験やコース実績は重視したい。血統はこのコースでの好走が多いのはダンチヒやストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系。

ギルデッドミラーは母系の影響が強くスピードの持続力が持ち味で高速馬場の阪神１４００は戦績通りベスト条件。近走も馬柱は汚れてるけど着順ほど負けてへん。気性的な難しさはあるから１番人気で本命にしたいかってなるとあれやけど印は必要。スカイグルーヴは何でこの血統で短距離走らせてるんやろ？小回り向きなイメージもないし速い流れも合ってへんと思うけどね。シゲルピンクルビーはモーリス産駒らしく緩急の少ない流れが合うタイプ。千二はちょっとスピードで優位に立てへん感じやし久々に重賞勝ったこのコースに戻るのはプラス。ロータスランドはパワー型マイラーで道悪や急坂コースで実績を残してきた馬。高速馬場の千四はスピード面で不安やし速いペースの経験は惨敗した阪神JFだけと心許ない。穴っぽい所で面白そうなのはハイペースの千四に強いプールヴィル、早い流れへの経験はないけど血統的に合いそうで能力も高いクリスティ、前崩れになった前走ターコイズSを先行して５着のジュランビルあたりを。