娘は、「普通」という面白みのない感想。

今までの板よりも少し長く（身長と同じくらい）、板の張りもそれなりに強くなったはずです。ただ、以前に比べてしっかり踏んで曲げられるようになっていると思うので、むしろ良く走ったのではないかと思います。以前の板とは、ぜんぜん価格帯も違いますからね。。

それで、わたくしですが。

最初の感想。

滑りにくい。。。

もう少し具体的に言うと、ターンからターンの間で、山側スキーがキョロキョロする。山側スキーと言うのは、斜面に対して上側に来る方の板のことですが、これが安定しない。ターンからターンの間は斜面を斜めに直進するわけですが、そこで山側スキーが安定せず、先端側がフラフラとブレるのですが、それをキョロキョロすると表現してます。要するに、直進安定性が悪い。

なのですが、じゃあ本当に板の直進性が悪いのかどうかは、滑り方にもよるので板単体で言えることでもないかと思います。

今回の板は、わずかにトップ（フロント側）がロッカー形状（超簡単に言うと、ターンしやすいように先端側が反り返っている）。ロッカーになれば昔ながらのフルキャンバーにくらべて安定性が落ちるのは必然ですが、私のニュー板は僅かなロッカーなので、そんなに言うほどの影響はない。はず。

ただかなりトップの幅が広くサイドカーブ（スキーを上から見たときの、板側面の湾曲度合い）が強いので、やはり曲がりやすいのは確かかではあります。

でもそれよりも影響が大きいのは、私の滑り方。私の滑り方が、いまだに昔ながらの足の前半分を力点として踏み込んで、ターン後半以降も谷足（斜面の下側）荷重が中心の滑り方なので、どうしても曲がりやすい板の特性＋山側の荷重抜けという組み合わせで、山側スキーがキョロキョロするのでしょう。これも良い機会です。細かいフォームというよりも、そもそものフォームを考え直してみましょうかね…

でも、４，５年くらい前に、同じモデルのその頃の板の試乗をしたことがあるのですが、それは今回の板よりもずっとロッカーの強い板だったのですが、そんなに違和感なかったんですけどね～。。。

まあ比較的まっすぐスピードを出して滑っていくと、そんなに問題ない様な気もしますけどね。あたりまえか。。。

速くも遅くもない感じで滑っていると、あくまでもGPSでの計測ですが、スピードとしては時速50㎞前後だと思うのですが、このくらいかそれ以下でゆったりと大回りで乗っていくと、なんかキョロキョロ具合が強い気がする。

もう少しスピードに乗って、50㎞半ばから60㎞くらいで滑ると、そんなに気にならないような。前回は、本気モードでぶっ飛ばしてないのでわかりませんが、時速60㎞～70㎞とかになってくるとどうなるのかな…　ていうか、スピード出せばそりゃ安定するわなｗ

ああ、あと、思っていたよりもズラしにくい。

ターンの中で、エッジに素直に乗るのではなく、板の後ろ側をズラしていくという滑り方がありますが、それが思っていたよりはやりにくい。思っていたよりは、なので、別に問題はないですが。

ということで、次はどこへ。

安く済ませて、あと2回くらいは滑りに行きたいのですけどね。

とりあえず、滑り慣れた新潟のホームゲレンデで色々ためしてみたいところですが、前回の極上安宿が魅力的すぎて、悩ましい。

ていうか、今期はスノーボードを一度も履いていないので、やんないと忘れる。