重賞展望
今週末の重賞は中山記念と阪急杯の2つ。そして土曜はサウジカップデー。日本馬の活躍にも期待。
【中山記念】中山内回り1800は直線~1コーナーが上り坂になってることでテンの2Fはペースが上がりにくいけどそこからゴール前の坂までは下り坂で中盤~終盤は緩むポイントがなくそのまま持続力勝負になりやすいコース。過去5年では17年はドスローになったけどそれ以外の4年は前後半差1秒以内のミドルペース。前や内で立ち回った馬の好走が目立つのは年末Aコース使用⇒1月Cコース使用⇒今開催はAコース使用になることで内がグリーンベルトみたいになるからかなと。まずは土曜の傾向を見てからやけど極端なハイペースでもない限りは前や内重視で考えたい。血統ではステイゴールド系、あとはスピード型ノーザンダンサー系あたりが目立つ。
ダノンザキッドはギアチェンジの得意な馬ではないからロンスパの形自体は良いと思うけど器用さには欠けるタイプやからね。本質的には大箱コースベストな印象で小回りコースの開幕週やと差し遅れそうな感じはあるかな。能力自体は上位。カラテは中山巧者ってことで人気しそうやけど千六は外回りでテンからほど下りで千八は内回りでテンが上りと距離的には200mの違い以上に違う。この馬自身このコースでの実績はないしそもそもこの2年マイルしか走ってへんからね。本格化前とはいえ判断は難しい。母系は好走血統のステイゴールドと同じ牝系。アドマイヤハダルはそこまで強いと感じたことはないねんけどスパッと斬れる馬ではないから東京よりは中山向きかなと。馬場は軽い方が良さそう。パンサラッサはハイペースで飛ばした福島記念の勝ち方が強かった。コントラチェックとの兼ね合いにはなるけど単騎で行けるならここも好走の可能性は高そう。穴っぽい所では先行力があってコース巧者のウインイクシード、小回りや開幕週の馬場が合いそうなマルターズディオサ、差し決着になったスプリングS6着は悪くないワールドリバイバルあたりを。