with coronaよりwith music
ミュージシャンは見た目が八割。
でも、演ってる本人たちには楽器が八割。
楽器の見た目が八割で、あとのパフォーマンスは自分の努力次第。
ギタリストにとって、最高に美しいのはアームぷらんぷらんのストラトキャスター。
色はプレイヤーの好み。あとはどうでもいい(個人的意見)。
ここでちょっと解説。エレキギターには、大きく分けて3種類がある。
①ストラトキャスター
②レスポール
③テレキャスター
これらは形も違うし、音を拾うマイクも違うし、ヴォリューム・トーンの
つまみも違うし、スイッチングや弦のテンションを保つシステムも違う。
もちろん上記の3種類では収まらない。
④SG
⑤FLYING V
⑥エクスプローラー
⑦セミアコ
⑧モッキンバード(B.C.RICH)
⑨リッケンバッカー(ビートルズで有名)
⑩スタインバーガー(ヘッドレス)
⑪zo-3(象さん)
その他もろもろ、、、、、、。
80年代にはCASIOから、ナイロン弦のシンセ・ギターが製品化された。
(私はDG-10をしっかり買ってしまった口だ)。
ブルーススプリングスティーンの雄姿を思い描けば、
そこには必ずテレキャスターが存在していたし、
チープトリックのリック・ニールセンは市松模様のエクスプローラーで
キャップをかぶって煽っていたし
KISSのリードギタリストのエース・フューレイはフライング・Vを愛用していて、
人間椅子の和嶋君は終生SGだろう。
一瞬これじゃない感を孕みながらも、
ある程度業界でスタインバーガーが一時流行ったが、
今では全く見られない(クリムゾンの若手ギタリスト、ベーシストがかって使っていた)。
さて、ここまで、海外産のギターを見てきた。
あれ?日本産は?象さんだけ?フェルナンデス?YAMAHAはどうしてたの?
私が初めて買った(買って貰った)ギターはYAMAHA GT-6000だった(小5のとき)。
次に貯金して買ったのは、大学に合格するまで上記のギターの弦を全て緩めて、
ビニールケースに入れ、押し入れに封印して閉じ込めて、
そして晴れて大学に合格してから、玉光堂でARIAPROⅡTS-600を買ったのだ。パチパチ。
もうそのギターは当時愛読していたMUSIC LIFE誌の裏表紙に毎月掲載されていた
憧れのギターだった。
初めて自分で買ったギターに、アームが付いていないことに気付くのには、
数分もかからない。そこから儚い収集が始まった。
大学の後輩から8千円でアコースティック12弦ギターを
(確かTHUM製)を巻き上げ、
中学の頃の旧友からレスポール黒(GABAN製)を盗み、
その頃には、こともあろうにギターより鍵盤に興味が移り始めていた。
世間的にはムーグという謎の3文字が浮かんできた頃だ。
教育大系の特徴かもしれないが、アップライトピアノを一人で練習する個室が、
10室以上、縦に、音楽教育学専用校舎の廊下沿いに並んでいた。
それぞれ、一室は3畳程度、ピアノ本体が1畳を占める上に、極寒の環境ゆえ、
冬季での貧相な電気ストーブは不可欠。そして特に防音設備もなかった。
そうした必要最低限のスペースが学生に自由に与えられていた。
満室にはなかなかならなかった。距離を置いて遠くの方から、拙い音がする。
もちろん、『ああ、あの人』だとわかる。『今日も来ているんだ』。
『相変わらず、ヘタクソだな』、と、一人合点しながら、当然相手も同様の感想を抱く。
『相変わらず、ヘタクソだな』
単位認定試験時期にはさすがに遠慮して、家で、ギターとピアノのコードの正体を探した。
その時期はすべて校舎の個室は満室だったのだ。そんな場所には近づきたくない。
超絶技巧のプレイを練習室で聴かされるほど無駄なことはない。
たかが単位である。たかが、卒業である。たかが、免許である。
音楽の本質はオリジナリティだと思っている。
誰かが創った音階をそのまま奏でることに、何の意味がある?
「解釈」は「カヴァー」に過ぎない。
<ドミソ>という和音が、ギターと、当時親戚から借りていたピアノ、
正確には引っ越しの関係で1年間だけ預かっていたアップライトピアノ
との親和性で、奏でて、それを確認できた経験は大きかった。
コードという概念を一番学んだ時期だった。
ドミソ、ドファラ、シレソ
C C# D D# E F F# G G# A A# B C
簡単でしょ?
半音づつですよ。ただ上がっているだけです。
440Hzは、鍵盤においてはほぼ中央のラです。ギターでは第3弦の3フレットです。
何も違いはありません。ただ、日本と西洋とでは
微妙に数字的に、というか、本質的にというか、
実は感覚的に(表現に困ってきたW)別個な音階が存在します。
周波数的には解明されています。
日本、沖縄に古くから残っている音階は実はヨナ(四七)抜きとして
西洋の音階とは別個のものです。
それらは既に数値的に分析されていますが、
そもそもヨナ抜きには様々なヴァリエーションが存在していて、
現在日本として認知されている各地のあちこちに分散しました。
話は変わります。
自分で曲を作っていました。
まだギターでなら、なんとなく外国の雰囲気を出すのは比較的容易です。
でも、鍵盤では無理でした。
手癖という代物があります。不思議です。あれは何故なのでしょう。
多分、正式に、クラシックはおろか、バイエル、ツェルニー、ブルグミュラー等々、
まともに教育は受けていないからでしょうか。
ピアノの蓋を開けて、初めて眼前に存在する白と黒の羅列美の整然さに震え、
もちろん最初は右手で一つのキーを叩くのです。
あれ?左利きさんは?
ギターでもベースギターでも左利き用が存在します。
ポール・マッカートニーの左利き用ヴァイオリン・ベースは有名ですよね。
あれ?チェロでも、フルートでも、そもそもドラムでも、左利き用はないの?
断言して言える。左利き用の鍵盤は存在していない。
なんか沼に嵌ってしまいそう。
本当は、自分の、鍵盤で創る曲がいかにも日本製の域を
出ないことの理由と探求を語るつもりだったのだが、完璧に逸れてしまった。
10代のときに、「左利きの世界」というSFまがいの小説の構想を練っていた記憶がある。
と、ここで、嫌な予感がして慌てて本棚を確認しに今行ってきた。
そうそう、P・K・ディックの時間逆行テーマの名作は「逆回りの世界」だった。
全然関係がない。
こうやって脱線転覆を繰り返しながら、気儘に文章を綴れるのは、
ひょっとしたら、10代の頃に描いていた夢が実現しているという、
至高の幸福の瞬間なのかもしれないですね。
継続中だし、そもそも「コード」と「作曲」について語るのはこれからなんですから。
ルルルのル^^
2022/03/05 02:13:12
楽器が出来るなんていいですねー
周りにたくさんいる音楽活動家たちと、よくスタジオに行ってたりしました
ライブハウスも、色々出たり、野外フェスも、、
傍で踊るのが、好きでした
ギターは、レスポールが好き
あのボブマーリーが使っていたから