人間って不思議だね。
何かの役に立ちたいっていう欲求がる。
「家の中でしずかにしていなさい。」
そういわれても、何かの役に立って、時給が欲しい。お小遣いが欲しい。
今、誰かを好きなる気持ちが起きない。
そうなると・・・・・
過去にすごく好きになったことがある一瞬に帰りたい気がする。
一瞬だけね。
それがあると、何かふつふつとやる気が起きてくるような気がする。
過ぎてしまったけれど、あれはたしかに真実にお互い好きになったことがあるなって思うもの。
嘘ではなかったって思うもの。
「おばさん」っていわれたけど、その前は本当に好きで付き合っていたもの。
だから、思い出すと麻薬のように気持ちがよくなる。
嘘で言ってくれたものは、後で嘘だと気が付いた時に、
「あはは、やっぱりそうか。」
そう思って、悲しい感じがする。
そしてその頃を思い出しても、気持ちが良くならなくなる。
「あれはうそだったのか。」
そう思ってしまったから。
なんだか、ピエロっぽい。
今、過去の思い出を思い出して、やる気を出している自分も、とてもピエロっぽいけどね。
それに比べれば、夫のお母さんは、本当に尽くされた女だった。
つくずくそう思う。
話を聞けば聞くほどそう思う。