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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ⓹

レジャー/旅行

こんばんは!16日(水)は、北日本や北陸では雲が広がりやすく、

北海道では所により雪や雨が降り、東北の日本海側から北陸では
夜には雨の降る所があるでしょう。その他の地域は概ね晴れる見込みです。
関東の沿岸部では午後を中心に一部でにわか雨がありそうです。

冬枯れの木立ち
古来より続く
  信仰の山
厳冬の世界へ
長野盆地の
   絶景

             信仰の山 美しき冬
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               長野 高社山

〇原田岳さん

原田岳さん信州北部を拠点に冬山を撮る写真家として活躍。

〇写心家

心を写すと書いて写心家。
心に響いた感情を写真で表現したいという思いが込められています。

*撮影:1月下旬

前回はエビの尻尾を越え、最後の急斜面を登っている最中までの紹介でした。
いよいよ山頂を目指し、山頂からの風景と原田さんの山への思いを紹介します。

出発して4時間

〇高社山(1351m)

「あ~い、お疲れ様でした~。
 高社山山頂、1351m、お疲れ様でした~」

ありがとうございました~。

「じゃあちょっとこっち行きましょう。
 いやぁ凄いっすね~、見てくださ~い」

うわぁ~、気持ち~。

〇長野盆地(善光寺平)

「長野盆地、善光寺平(ぜんこうじだいら)とも言うんですけども、
 眺めが一望ですね~」

〇妙高山

こちらは妙高山。

 戸隠連峰

                  黒姫山

そして、黒姫山と戸隠連峰。

〇北アルプス

さらに北アルプスも。

「最高ですね、シーズン1だと思いますよ~」

「冬の始まりであったり、厳冬期であったり、
 高社山の雪がある景色が大好きですね」

〇写心家 原田岳さん

「姿形もねほんと凄いし、あの人との暮らしも近いんでね、
 いつまでも写真を撮り続けたいですよね、はい」

スノーボードを楽しんでから下山。
古来より人々に愛されてきた高社山。
名峰の冬を堪能した山旅でした。

石垣が凄い綺麗に組んでいる所から始まりました。
高社山の山の方が薄っすらと白かったです。
30分程で集落を抜けまして山道へ出ました。
赤岩登山口から進みますと、不動明王の石碑がありました。
登山道には様々な神様を祀りました石碑が13ありました。
紫式部の紫色の実が綺麗でした。
普賢菩薩様の石碑と天狗の飛び石がありました。
出発して2時間半、少し開けた所に出ました。
そこが胴結場(どようば)と呼ばれていると所です。
平安時代の将軍、坂上田村麻呂さんが、
大蛇を退治する為に、ここで甲冑を整えた場所です。
ここからは山頂へ続く稜線を進みました。
そして、雪が増えてきました。
高社山神社の奥社、峰の岩屋という所がありました。
ここは奈良、平安の昔から多くの修験者達が修行を行った場所なようです。
そして天狗岩に到着です。
こちらから凄い眺めで、長野盆地を流れます千曲川が見えました。
最初の旅はここまででした。

2度目の旅は、木島平村にあります木島平スキー場から山頂を目指しました。
しばらく行きますと、ニホンカモシカがいました。
どんどんと雪が深くなっていきました。
新雪の世界です。
そして山頂を目指しましてさらに進みました。
間もなく稜線へ出ました。
そこには木に樹氷が付いて美しかったです。
エビの尻尾が美しかったです。
ガイドの原田さんがおっしゃりました中に、
高社山がもし無かったら、長野市まで豪雪地だったんじゃないか?
というのが感じられる程の雪山でした。