【お話】マジカルなティータイム。
木漏れ日の中を歩いて、魔法の呪文を唱えてみた。さあ、マジカルなティータイム。
もらったステキコーデ♪:24
寒さが、日々、遠ざかる。
久しぶりに森を歩くと、木漏れ日が揺れている。
光が、笑い声のように、祝福のように、
きらきらと、ちらちらと、降ってくる。
木々の葉のざわめき。
目覚めつつある森の息吹が、寄り添ってくる。
お師匠さまから教わった、呪文を思い出した。
ずっと昔、遠い日々に、
美味しいお茶が、飲みたいね。
そう言って、二人で唱えた呪文。
まだ、覚えている。
ずっと、覚えている。
少し、体が冷えてきたので、
温かいミルクティーを手に取った。
このお茶は、
今も変わらず、なつかしい味がする。
***
マジカルなティータイム。
ポーズ付きのショールだと、持ち物が宙に浮いてる状態になるので、
お茶のカップを浮かせてみました。