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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④     

レジャー/旅行

こんばんは!23日(水)は、西日本から東日本では雲が広がり、

西日本は午後を中心に、東日本では夜を中心に雨の降る所が多いでしょう。
北日本は晴れる所が多いものの、東北では午後になると雲が広がりそうです。
南西諸島は一日を通して雨が降ったり止んだりするでしょう。

伊豆の踊子
    の舞台
浄蓮の滝
    「♪天城越え」の情景
解放感あふれる屋根
富士山の絶景

              迫りくる富士山
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              伊豆山稜線歩道

〇登山ガイド 金井麻美さん

金井さんは世界の山々を歩き回り、10年ほど前、登山ガイドになりました。

〇金井麻美さん(10歳)

出身はここ伊豆。
伊豆山朝鮮歩道は家族で何度も訪れた思い出の場所です。

*撮影:2月上旬

前回は達磨山が見えてきた所までの紹介でした。
今回はいよいよ金冠山(きんかんざん)を目指します。

〇達磨山(981、8m)

「はい、981、8m、達磨山の山頂です。
 富士山がだいぶ近くになってきましたね~。
 裾野までくっきり見えてま~す」

駿河湾越しの富士山。
伊豆を見渡す360度の大展望。

さらに夕景が堪能出来るスポットへ。

「陽が段々落ちてきましたね~」

「今日最後の山、金冠山は左の山になりますね~」

もう一息ですね~。

〇金冠山(816m)

「はい、お疲れ様でした~。
 金冠山の山頂です、816mになりま~す。
 ご覧ください、個の富士山」

夕陽に浮かび上がる富士山。

「あの塊が箱根の山々になります。
 高いのが神山(かみやま)ですね」

〇神山

〇間ノ岳(あいのだけ)(3190m)

〇北岳 (きただけ) (3193m)

西には富士山に次ぐ北岳、間ノ岳。
そして沼津の夜景。

〇登山ガイド 金井麻美さん

「子供の頃から何回も歩いていますけれども、
 いつも新しい発見が合って、全く飽きないです。
 開けた所ですよ、ほんとに深呼吸したくなるくらい気持ち良さがあって、
 で、深い森は深い森で苔の香りがしたり、森の香りがしたりして、
 色んな楽しみ方が出来るトレイルかな~と思いますね」

伊豆半島の峰々を渡り歩く伊豆山稜線歩道。
冬ばれの心地いい空気の中、絶景を満喫した山旅でした。

伊豆箱根鉄道修善寺駅からバスで40km。
旧天城トンネル、北口園地で金井さんと待ち合わせました。
旧天城トンネルへ入って行きました。
トンネルからは冷たい風が吹いていましたね。
小説「伊豆の踊子」の舞台、石川さゆりさんの曲で
お馴染みの「天城越え」でも有名な所でした。
まずは、天城峠へと向かいました。
雪が降っていました。
かつての天城越えの道は雨や雪で幾度なく崩れ、
その度に新しいルートを開拓しなくてはいけなかったようですね。
今は道が整備されていても歩きにくいですね。
二本杉峠に出ました。
ここは目印だったのかもしれません。
かの有名な幕末の吉田松陰さんもここを通って、
下田に向かい、ペリーさんに会いに行ったそうです。
天城峠を越え、さらに昇りました。
そこにはブナの大木が生えてました。
天城一といわれます大きなブナは、やっぱり大きかったです。
そして、登山道へ戻って来ました。
しばらく行きますと、目の前がパッと開けまして仁科峠展望台へ到着でした。
駿河湾が綺麗ですね、
鍋石と呼ばれる岩がありました。
ここからの夕陽は最高でした。
この日は麓の温泉に宿泊でした。
二日目は、再び仁科峠へ。
ここから出発です。
富士山がとても綺麗で南アルプスの山も美しいですね。
富士山に向かって歩く天空の散歩道でした。
ここから200段近く昇りますと魂(魂)の山に到着です。
魂の山から下ること30分、土肥(とい)峠へ。
カルバートと呼ばれる野生動物が行き来出来るコンクリートの
トンネルがありました。
カルバートの上には道路があり、生息域を分断しまわないようにとは
素晴らしいですね。
このような生息域が素晴らしい山々がいつまでも続いて欲しいと
感じました伊豆山稜線歩道でした。