コーヘイ

重賞展望

日記


今週末の重賞は桜花賞、阪神牝馬S、ニュージーランドTの3つ。今年もクラシックが始まるね。

【桜花賞】20年と17年は道悪とハイペースで上がりのかかる消耗戦、21年は高速馬場で中盤緩むポイントのない持続力戦、19年は序盤~中盤ペースが上がらず3~4Fの瞬発力戦、18年はミドルペースで中緩みからの決め手比べと年によってバラバラ。今年は阪神JFもチューリップ賞も中緩みからの決め手比べやったから雨が降ったり玉砕覚悟で逃げる馬でも現れへん限りは中緩みからの決め手比べかなと。基本的には紛れのないコースやしシンプルに能力勝負、特に末脚が求められて差しも決まりやすいレースやけど例年はBコース2週目に当たるけど今年も去年に続いてBコース1週目に当たるから馬場傾向はしっかりチェックしたい。血統ではディープ産駒やダイワメジャー産駒、キングマンボやヴァイスリージェントあたりが目立つけど極端な傾向はなさそうかな。

ナミュールは阪神JFは荒れたインを突いたのが敗因で力負けではないのはチューリップ賞で証明できた。これも決してスムーズな競馬ではなかったけど普通に走れば能力的に頭一つ抜けてるのは間違いないし、ドスローや中盤締まった流れでも強い勝ち方をしてるようにマイルでは崩れるイメージはない。道悪やハイペースやと末脚の斬れを削がれそうではあるけど現状そういうレースになる可能性は低そうやしね。唯一気になる点は阪神JFで10キロ減ってた馬体重がチューリップ賞で増えてへんかったこと。小柄な馬やしこれ以上減るとちょっと怖い。サークルオブライフは前走はトライアル仕上げやったやろうし普通に考えれば妥当ナミュールの1番手。ただ決め手比べでは分が悪い印象はあるから道悪になるなりペースが上がるなり少し上がりがかかった方が逆転の可能性は高くなるかなと。プレサージュリフトはなかなか派手な勝ち方してるけど後方からの大外ブン回しの経験しかないからね。そんな大味な競馬でGⅠを勝てるほどずば抜けた能力があるかは疑問やし、揉まれた経験も速い流れを追走した経験もないのはそれなりに人気することを考えると期待より不安の方が大きい。ウォーターナビレラは前走案外積極的に前に行かへんかったのは脚を測ったんかなと。今回はもっと積極的に行くやろうし前有利な馬場傾向なら2、3着はありそうかな。ただ勝ち切るまではどうか。ライラックは勝った新馬戦・フェアリーSの内容はともに凡庸。オルフェ産駒だけに一気にパフォーマンスを上げて来る可能性はあるけど積極的に評価する理由は少ない。穴っぽいところならエルフィンSの内容はまずまずのアルーリングウェイはペースが上がるなら面白さはある。あとは阪神JF上位馬で唯一内枠スタートやったナムラクレア、クイーンC直線進路を探しながらのロスを考えれば上位2頭との差はないベルクレスタあたりかな。