もえーん

【お勧め】Indigo Girls

日記

また音楽ですねw


そしてこれは、お勧めというよりも思い出話なのかもしれません。

ちょうど私が二十歳、大学生だった頃の初めての海外旅行。行き先は、イギリスはロンドンと、フランスのパリのハシゴでした。

イギリスで印象に残っていることは、アングロ・サクソンは兎に角デカいなとw わたくしの身長が172cmか173cmか、そのくらいなのですが、女性が軒並み私よりも背が高い。童顔に見える172cmだか173cmだかの二十歳の日本人など、ほんとに子どもみたいな扱い。なんだかよくわからないけど笑われた記憶があります。。。

そんなことはどうでも良いのですが。

ロンドン滞在中の宿は、ハマースミスという、ロンドン中心部から少しだけ離れたところ。東京でいうなら、山手線のほんの少し外側くらいの場所でしょうか。イメージ的には、代々木公園近辺みたいな感じかもしれません。
立派なホテルもありますが、そんなにリッチな旅行ではありませんので、こじんまりとしたアパートのようなホテルに泊まった記憶があります。たしかホテル65とかいうところだったような。

さて、それもどうでも良いのですが。

どこでどうやって知ったのかは忘れましたが、おそらくタウン誌のようなものを本屋で買って、偶然見つけたのだと思います。ロンドンのやや北側に、当時はTown and Country Clubという名前だった、有名な大型ライブハウスがありました。そこで、私が当時大好きだったIndigo Girlsという女性二人組のアメリカのフォークバンドがライブを、まさにその雑誌を手にしたその日の夜にやるらしいじゃないですか!
こんな偶然があるのかと思いながら、きっとダフ屋でも出ているだろうと、とりあえず地下鉄を乗り継いで会場に向かいました。果たして、一人だけ若いお兄さんが「チケットあるよ~」と会場から少し離れたところでウロウロしています。もう迷わず購入。

いや、凄い良かった。
ああライブってこういうものなんだと衝撃を受けました。いや違うな、日本と海外はこんなにも違うのか、という衝撃です。数百人しか入らないような小さなライブハウスではありません。数千人規模の会場です。小さな箱で、一部の身内的なノリで大暴れするようなライブは日本でも幾らでもありますが、この規模の会場では、やっぱり大人しく「音楽鑑賞」になってしまう我が国の残念な音楽事情。
それに対して、彼の地でのIndigo Girlsのライブは、一緒に歌い、踊り、アンコールなどは建物が揺れるほどの物凄いスタンピング(足踏み)。フォークバンドですよ、彼女たちは。

本当に楽しかった。今までに色々なライブにたくさん出向きましたが、一番楽しかったライブは、今もってしてあのIndigo Girlsのライブだったかもしれません。

そして時は過ぎ、2022年。
あれからちょうど30年。Town and Country Clubも2度ほど経営が変わり、ロンドンを代表するライブハウスとして名を馳せた名前も消えてしまいましたが、しかしなんとIndigo Girlsは今でも活動を続けています。すでにメジャー契約を失い自分たちのレーベルを立ち上げて活動を行っていますが、ライブをやればそこそこのサイズの会場が満員になる人気を保っています。

ということで、やはりただの私の思い出話となりましたが、わざわざそんな思い出話をするほどに、わたしは彼女たちの音楽が好きなのです。一応お勧め日記なので、ええっと。。。

彼女たちがエピックから出したメジャーデビューアルバム(アルバムとしては2枚目)の「Indigo Girls」をお勧めします。今でも、私の自室に置いてある愛聴盤10枚程度のCDの中の一枚です。