【アンタレスS】阪神ダート１８００は形態的にそんなにテンから速くはなりにくいコースで１７年、２０年は前後半ほぼイーブン。ただ１８、１９、２１年はハイペースになっており、この辺りは時期的に目標とするレースがない実績馬が出てきやすいからペースも上がりやすいんかなと。差しはそこそこ決まってる印象。ここ数年脚抜きの良い馬場になってることもあって速い時計での決着が目立つ。血統ではダートとしてはサンデー系の血が目立つ印象で特にフジキセキの血が特注。あとはミスプロやヴァイスリージェントもまずまず。

ここは言うまでもなくオメガパフュームが格上の存在。ただタフな地方の２０００m戦で抜群の強さを誇ることからも時計の速い千八は若干短いような気も。５９キロの斤量や横山和生ジョッキーがテン乗りなのも気になる。強さは認めつつ本命にはしたくない。バーデンヴァイラーは３連勝中の４歳馬で魅力十分。ただ連勝中は楽なペースを逃げや番手で進めた形で一気の相手強化で厳しいペースになることが予想される今回は試金石。ただ半姉マルシュロレーヌはBCディスタフでは速い流れでの高速決着であっと言わせた馬やから更に良さが出る可能性はあるかな。グロリアムンディも４連勝中の４歳馬。前走はそれなりに骨っぽい相手やったけど今回は更なる相手強化。ダートは上位馬の壁がなかなか厚いから人気しすぎるようなら相手までにしたいかな。ウェスタールンドは距離はこれくらいがベストやしペースはそこまで速くない方が機動力が活きて良いタイプやからこのコースは良い。２年前の勝ち馬やし衰えもそこまでなさそう。あとはダートでもそこそこやれててｍちヴァイスリージェント持ちのカデナ、去年２着のヒストリーメイカー、このコース４戦４勝のライトウォーリアあたりを挙げときます。