コーヘイ

重賞展望

日記


【福島牝馬S】去年は地震の影響で新潟開催やったから2年ぶりの福島1800での開催。ただ今年も最初の1週目がなくなってるから馬場には注意したい。小回りコースらしく基本的には緩急の少ないラップになりがちでドスローやった19年以外は前後半差1秒以内のミドルペースで中盤の緩みも少なくそのままロンスパの形になることが多い。トップスピードやギアチェンジ力より持続力やスタミナ、パワー優先。血統でもメイショウサムソン産駒が3頭も馬券圏内になる珍しい傾向でサドラー、ニジンスキー、ロベルト、トニービンといった欧州の重厚な血統が目立つ。

ルビーカサブランカは血統的なスタミナの裏付けがあるのは良いけど前走の内容からも本質的には千八は若干短い印象。ここでは能力上位ではあるけど1番人気で本命とかはリスクが大きいかなと。アブレイズは重賞好走2度はともに中山千八であることからも速い脚が求められにくい小回り千八はベスト。前走人気薄で激走後と狙いにくいタイミングではあるけど力は発揮できる舞台。アナザーリリックは中山での好走もあるけど佐渡Sがベストパフォーマンスやと思うからそう考えると直線の長い平坦コースや軽い馬場の方が良いタイプなんかなと。穴っぽい所ではまずサトノダムゼル。なかなか順調に使えへん馬やけど強い相手にもそれなりに好走出来てるし速い脚はないから小回りコースの方が良いはず。血統的にスタミナはあるはずで期待したい。あとは小回り急坂コースに強いフェアリーポルカは内枠なら強めに狙いたい。ホウオウエミーズも小回り千八は得意条件。