セカンド

春の雨の中で

小説/詩

海を見ている
細く降る雨の中

波の音が
無言でたたずむ二人に話しかける

それでも二人は黙って海を見つめていた
微動だもせずに

私たちはいったい何なのだろうか

さよならの一言を
さりげなく潮騒が歌っている

雨に打たれ
低く飛ぶカモメが灰色の空に舞う

私はあなたの手を握った

あなたが好き
そうつぶやいた

冷たい潮風が頬にあたる
そして涙に触れる

あなたは黙って海を見続ける
私の知らない遠い世界を


聴いていたら何となく浮かんできました・・・
自分も遠距離恋愛の失敗派でしたね^^
https://www.youtube.com/watch?v=fDPmKJxD6f4&list=RDMMLg1K70wiQiQ&index=22

  • セカンド

    セカンド

    2022/05/15 01:35:59

    Reimy 様

    確かに村下孝蔵さんの歌・は素敵ですす
    心に響く感じ・・・詩も素敵です

    新曲聴きたいですね
    季節は春夏秋冬どれでしょうか

    春に出会い夏秋を経て冬に終わる
    それとも秋の海のもの悲しさ?

    画像も楽しみですね
    char312さんのギターも素敵です

    気長に待っています^^

  • Reimy

    Reimy

    2022/05/14 12:11:46

    村下孝蔵さん、いい歌を歌われますよね。(*^^*)
    セカンドさんのこの詩によく似たイメージの曲を作ってあるのですが、
    char312さんのスケジュールと合わず、なかなか完成できません。
    いつかはお披露目できると思うけど。

  • セカンド

    セカンド

    2022/05/14 11:00:16

    かれん 様

    自分は駿河湾の見渡せる海のすぐそばの高台で
    4年間住んでいたことがあります

    晴れには遠くに大島や利島が見え
    台風の時は大波が地鳴りのように響いてきます

    海岸にもすぐ出られ
    海は一日中見ていても飽きません

    子供のころと違って
    大人になって見る海は全く違いますね

    その時々の心情が映し出されます
    明るい気持ちになるって素敵で良いことかも^^




  • かれん

    かれん

    2022/05/14 10:28:25

    海を見ているのが何故か好きで
    ふとした時に海へ行って 時間を忘れて波の音を聞いていました。
    そんな時って、寂しい気持ちの時だったような気がします。
    その時の自分の心情を思い出しながら、この詩を読みました・・・
    今はかなり南の方で暮らしているからなのか、海に行くと明るい気持ちになります。
    きっと大丈夫~♫って^^

    わたしも遠距離恋愛の失敗派です^^