セカンド

チャペル

小説/詩

 礼拝堂に独りたたずむ
柔らかい光がステンドグラス越しに差し込んでいる

手を合わせ
十字架に愛をささげた

ひんやりとした空間に
自分の心の波動が広がっていく

愛すべき人に愛を伝えられない苦しさ
十字架にあなたの姿が重なる

長椅子に座り
目をつぶる

あなたの横顔に似た天使が
私のもとに降りてきた

微笑みを残し
そっと去って行った

私は再び手を合わせ
十字架に独り愛をささげた





  • セカンド

    セカンド

    2022/05/21 00:35:46

    吉祥 様

    ありがとうございます^^
    たまに思い浮かんだら詩など何か?を書いています

    十字架が浮かんだのは
    ウクライナでの惨劇を見たから

    愛を伝えたくても
    言葉すら届けられない現状があるのでは・・・

    なんて思いました
    戦争が早く終わることを祈ります


    粋生夢詩 様

    裏の意味では?過去の自分の実際のもどかしさもあります
    十字架に救いを求めるとでもいうのでしょうか

    伝えられない・・・というより
    愛がストレートに伝わらない・・・感じでしょうか

    平和な時代
    それでも幸せ感はありましたね









  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2022/05/20 20:30:16

    こんばんは。
    それは「無償の愛」でしょうか?
    十字架に会いを捧げるのは、本当に伝えられないから?
    その理由は許されないものだからでしょうか?

  • 吉祥

    吉祥

    2022/05/20 02:13:40

    こんばんは^^
    わ〜素敵ですね〜!