【お話】お茶と物語と、魔法の世界と。
アッサムのお茶に、ビスケット。お気に入りの物語があれば、ほら。いつでも魔法の世界に行ける。
もらったステキコーデ♪:29
絵本が、好き。
児童文学が、好き。
お気に入りの物語が、誰にだって、一つはあったでしょう?
子どものころ。思春期のころ。
大人になってから。
その時々で、お気に入りは変わっていったかもしれない。
でも、その中で、何かあった時に、ふと思い出す、
そんな物語が、ひとつか、ふたつ。
すきま時間で良いの。
ちょっと手を止めて、ひといきつく時間。
そんな時間に、お茶をいれて、
ビスケットをかじって。
人間らしい気持ちを取り戻す。
その時に、
ぱらりとめくれる、物語があれば。
心はいつだって、魔法の世界に羽ばたける。
なつかしくて、やさしい、
あたたかくて、ちょっぴりほろ苦い。
どきどきと、わくわくと、
切なさと、
生きる力を、思い出す。
ティーブレイク、しましょう。
本を、読みましょう。
全部、読み切れなくても良いの。
少しづつで、良いの。
生きる力を、もらいましょう。
物語と一杯のお茶から。
***
「赤毛のアン」について、エッセイを書いている人の本を読んで、
子どものころに読んでいた本は、かなりばっさり、マリラの描写を削っていたと知りました。
大人になってから、「完訳」されたものを見ると、
マリラって、良いなあ。
と思えるのだとか。
モンゴメリーは、生活することを描写していた、マリラは、生活し、しっかりと生きていた、ひとりの女性だった、というのが。
そのエッセイで気が付かされました。
読んだエッセイはこれ。
『アンが愛した聖書のことば』著/宮 葉子/いのちのことば社
牧師の奥さんが書いた本です。読書会をした時の様子を、エッセイにされています。