コーヘイ

重賞展望

日記


今週末の重賞はマーメイドSとユニコーンSの2つ。そして水曜にはプリンスオブウェールズSにシャフリヤールが出走。馬券を買う予定はないから純粋に応援したい。母系がゴリゴリのアメリカン血統で高速馬場適性の高い馬やから今のアスコットがどういう馬場か気になる。

【マーメイドS】阪神内回り2000は形態的に前半スローからのロンスパになりやすく、同コースの大阪杯なんかは時期的に高速馬場ということもあって後半5F程度の速いラップを踏む形で内や前が有利になりやすい。対してこのレースはちょっと様相が違ってて、馬場が荒れて来る時期やからか前後半とも60秒前後のミドルペースで勝ち時計も2分前後とタフさが求められるレースになって差しも決まりやすい印象。ただ変則日程の開幕週で行われた去年はシャムロックヒルの逃げ切り。ややスローやったこともあるかもしれんけど今年も速いペースで逃げそうな馬は見当たらんし例年よりは前有利になるかもしれんね。血統ではサンデー×ボールドルーラーやスピード型ノーザンダンサーといったスピードの持続力とパワーに長けた血が優勢。

ソフトフルートはスパッとは斬れへんけど長く良い脚を使える馬でロンスパ戦や前崩れのレースでこそのタイプ。阪神2000はロンスパになりやすいし高速馬場自体は合うけど開幕週となると差し込めるかは微妙かな。鞍上は大幅強化。クラヴェルは力をつけてきてるのは間違いないしこのレースは去年2着で母も制してるように舞台適性も問題ない。ただ重賞好走はどれも前崩れの展開が向いたり斤量に恵まれたりしてたのもまた事実。今年は去年から4キロ増の55キロがどう出るか。ちなみに鼻出血明け。マリアエレーナは近親のワグネリアンもそうやったように年を重ねるごとにパワー型にシフトしていきそうで自身も道悪実績があるようにこの時期らしく時計がかかるならプラス。先行力もあるし競馬はしやすそう。ルビーカサブランカはここ2走は距離不足を理由に軽視したように距離延長はプラスやと思う。その2走も後方から差し込んでは来てるし能力は高い。内枠が欲しいとこやね。穴っぽい所ならまずはスルーセブンシーズ。若干スムーズさを欠いた紫苑Sの内容からも内回り2000は合うし52キロの斤量も有利。今回も良い枠を引ければ。同じ理由でトウシンモンブラン。最後に前走久々の芝で大雑把なレースになったけど内容は悪くなかったステイブルアスクあたりを大穴で挙げておきます。