ひまり

2022/10/12 04:58:55

ちょっとした小説です。作成日 10.12 4:30

だんだんと色づき始めた紅の葉を軽やかに踏みしめて、季節が少しずつお化粧していくのをゆっくり眺めていた。それはきっと、夜明けより夕暮れが美しい。
メイクでいったら、きっとリップだと思うの。素敵な詩を声に出して読みたい。文字の海を心ゆくまで読み想いを喰むのも良い。遠く離れた想い人に囁くためにあるのかもしれない。

焼き芋を売るトラックも近年ではそう見なくなって、何処か寂しさも感じながら川辺を歩いた。
夏に触れた透明の壁も今はもう流れるものになってしまったけれど、それは全て青い記憶になるのだ。また歳を重ねてお会いしましょう。
移ろいゆく季節を全身で感じて、世界の片隅に丸くなる猫をそっと撫でると嬉しそうに喉を鳴らす、そんな切なくて淡い季節。

この道の先には金木犀がある。淡い山吹色と優しいワルツを踊りながら、おろしたての革靴を履いたら、心地よい風がふわり吹いて、どこまでも飛んでゆけそうな気がした。

朱い便りを楽しみに生姜湯を飲めば、昔おばあちゃんが煎れてくれた優しい憧憬が瞼の暗幕に浮かぶ。
過去が戻れるものではないからこそ、思い出が滲んで消えないよう、何度でもなんどでも綴って思い出すのだろう。

ゆかぽん

2022/06/23 04:38:18

くまじろうさん、コメントありがとうございます。
かわいくて神秘的と言ってくれてありがと～～＾＾
ガチャだぶらなくて良かったよ～～♪
先日アバターの眉を何となく変えたら人相がちょっときつくなっちゃったｗ
でもまあ、それはそれで気に入ってま～すｗ

くまじろう

2022/06/22 23:34:57

おお！かわいい！あんどー！神秘的！
さながら、秘宝を護る少女って感じ(*'ω' *)