前回投稿から二年ってマ?
クソ暑い夏が乱暴にドアを開け放つ今日この頃、
梅雨の野郎はマッハで駆け抜けていきました。
お疲れ様です。K.です。
前回投稿からかなり経過してました。すんげえよ時の流れ。
早いもので7月。
6月末の宝塚記念は大盛り上がりでしたが、しばらくG1は開催なしです。
はい。
競馬にハマって1年が経ちました。
今までは家で観戦しながら馬券を買ってましたが、
最近はWINSに出かけることが多くなりました。
勝てばぬいぐるみ買って帰れるしね。
馬といえば、私はアドマイヤジャパンという馬が好きでした。
競馬にハマり、Winning Postを買い、最初に手に入れた馬でした。
ディープインパクトの同期というと「ああ、あの世代か」となるのですが、
なにしろディープが強すぎてほかの馬にスポットライトが当たらない。
三冠馬がいる世代というのは得てしてそんなもんですが、
強すぎる馬がいた場合は特に傾向が強いんですよね。
そんなとんでもない時代に生まれたジャパンですが、
ウイポのせいもありいろいろ調べる中で、
「英雄と呼ばれた馬に最も近づいた同期馬」
と呼ばれるにふさわしい戦歴を持っていることを知りました。
G1菊花賞は長距離の舞台。
ここを勝てばディープはデビューから一度も負けることなく
生涯で一度しか挑むことの出来ないレースをすべて勝ったことになる。
そんなレースを、最初から最後まで先団をけん引するように走った
奴がいました。そう、ジャパンです。
長距離レースにもなるとスタミナ勝負。
最初からぶっ飛ばして最後まで持つ馬はそうそういません。
そんな中、ジャパンは前へ前へと進む競馬をしていました。
サラブレッドらしい気性をしていたのか、追い越すことには
かなりの執着があるように見えます。
最終コーナーを曲がり、直線に入るとさらに加速。
先団でともに逃げたシャドウゲイトを競り落とし、暫く先頭。
残り400mになったあたりでディープインパクトが追撃を仕掛け、
最後わずかに差されて2着に敗れています。
戦績自体はとんでもなくバラつきがあり、実力はあるが
勝つことの少ない穴馬というような立ち位置。
そんなジャパンが残した、たった一度の戦績が
どうにも心惹かれてなりません。
さて、そんなジャパンですが。
最近功労馬施設であるヴェルサイユリゾートファームさんが投稿した
ある動画で一躍人気になります。
ヨギボでダメになる元競走馬です。
こう、鼻先でフニ、とクッションを触れた後。
「あっ...」という感じで吸い込まれるように頭を預けるジャパン。
なんてかわいらしいしぐさを見せてくれるんだジャパン。
いいぞ もっとダメになってくれ。かわいい。
ただこの動画、昨今のウマ娘からくる競馬ブームに乗っかったのか
ジャパンの人気が跳ね上がってしまう原因になりました。
グッズが作られたりして嬉しい反面、彼らはジャパンの戦績を見て
どう思うんだろうかと思ってしまいます。
そんな程度の馬だったのか、じゃなくて。
そんなとんでもない力を秘めた馬だったのか、と思ってほしい。
たらればの話をするとキリがありませんが、もし彼が持てる力を
すべて発揮していたのなら。
夢みずにはいられません。
英雄に最も近づいた馬。
その走りざまを、どうか覚えていてほしいのです。
...。
まあ、ぶっちゃけ大した勝ち鞍もないんですけどね。
そんなこんなで、生存報告とさせていただきます。
そのうちジャパンに会いに行きたいなあ。
もっと早く出会えていたなら、現役でターフを走る姿も
見れただろうに。
またそのうち現れます。じゃあの。