もえーん

良し悪しではなく、覚悟の問題

日記

まさかの事態といえば、まさかの事態。
安部元首相の襲撃。

67歳。本当にまだ若かったのですね。
私は安倍さんを首相としてあまり評価をしていませんでした。
しかしその主義主張の好き嫌いや評価は横に置くとして、政治家というものの本来の姿を久しぶりに示した人であったとも思います。
大変に残念です。冥福を祈りたいと思います。

さて、そういう話は終わりにして。

まず本題ではない部分で、三つほど違和感。
色々な政治家の談話が飛び交うわけですが、口をそろえたように「許されない」「言論の弾圧」「民主主義の否定、挑戦」といった言葉が使われます。

え?

許されないのは当たり前で、そんなのはほぼ何も言っていないに等しい。というか言う必要がない。とりあえず言っておくことになっている決まり文句を口にしているだけにしか聞こえず、むしろ白ける。もう少し気の利いた言葉が出てこないものなのか。

言論の弾圧… ですかね。たしかに街頭演説中を襲われたのだけど、別に犯人は言論弾圧とかそんな難しいこと考えてないです、おそらく。気に食わないから殺しただけではないのですかね、現状の様子からすると。というか、ほとんど脈絡のないとばっちりに近いとい思われますが。

民主主義の否定というのは、まったく何を言っているのか意味不明なのでコメントのしようもありません。誰か解説してくださいと、お願いしたいくらいです。

そして本題。
今回の襲撃事件を、政治家の方々は、そして立候補してみようかな~と思っている方々は、ぜひわが身に置き換えてみた方が良い。

端的な話として。
政治家と言うのは、殺される商売なのです。

一億の人生と、一国の未来を背負うのです。
そこに先鋭化した不満分子が現れれば、命を狙われる。政治家とは、本来的にそういう仕事なのです。たとえ話ではなく、言葉通り本当に命を懸けて臨む仕事なのです。だから殺されても仕方がないということではもちろんないけれど、しかし良い悪いではなく、実体としてそういうものだろうということ。
タレントが、票集めのために担がれてホイホイやるような商売ではない。
国のために死ぬ覚悟もない様な人間が、やりますと手を上げるようなものではない。私はそう思います。

安部さんのような著名な政治家じゃないから自分は大丈夫?いや、どうですかね。矛先は、どこにだって向かうのですよ。

ということで、明日は選挙ですね。
困り果てております。。。
今回は白紙かなw