コーヘイ

重賞展望

日記


今週末の重賞は函館記念と函館2歳Sの2つ。函館記念は去年特大の馬券を最後の最後で逃したレース。今年はどうなるやろなぁ。

【函館記念】過去5年の前後半5Fを比較すると20年と21年は約2秒の前傾、17年と19年は前後半イーブン、18年は0秒7の後傾と様々ではあるけど基本はミドル~ややハイの範囲で収まる。道中も12秒前後がずっと続くような感じでトップスピードやギアチェンジ力は求められへん持続力レース。外差し馬場+ハイペースになった20年は差し有利になったけどそれ以外の年は前有利やった印象。今年はコース替わりやった先週はやや前有利に見えたけど外差しが決まったレースも。まずは土曜でしっかり見極めたい。血統ではステイゴールドやロベルトの血が目立つ。洋芝ってことで欧州血統に目が行きがちでそれも間違ってるわけではないけど追走力も必要になるからか、スピード血統やダート血統を併せ持つタイプの好走が多い。

サンレイポケットは明らかに左回りの直線の長いコースを狙って使われてるようにコーナー4つの小回り+右回りコースがどうか。能力自体はここでは最上位の1頭やとは思うけど決して器用なタイプではないからね。アタマまでとなると馬場や展開が外差し有利なる必要がありそう。マイネルウィルトスはかなり力をつけてきてるし血統的にもここ向きな印象。馬場が渋るのもプラス。ただ去年凡走してるのは多少気になる。アラタはまだ正直そこまで強いと思ったことはないけどこの相手ならやれてもおかしくはないんかな。血統からはスピードの血が薄いから小回りで剥がれが速くなって良いようには見えへんけども。スカーフェイスはかなり充実してきたし有力どころの中では斤量が軽いのも良い。血統もここ向きに見える。あとは後ろから行く馬やから差しが決まる馬場になるかどうか。穴っぽい所ではまずギベオン。洋芝は初になるけどパワーと持続力が武器のディープ産駒っぽくないタイプやから速い脚を求められへん条件は向くはず。激戦になった宝塚から中2週の疲れがないなら面白そう。もっと穴を狙いたいレースではあるけど正直ピークを過ぎた馬や能力的に足らん馬が多くて難しい。強いて挙げるなら去年の2着馬で前走59キロ+展開の不利があったアイスバブル、馬場や展開が外差し有利になるならプレシャスブルーあたりを。