コーヘイ

重賞展望

日記


今週末の重賞は小倉記念と関屋記念の2つ。小倉は3週ぶりの開催。この短い期間で馬場が大きく変わるとは思えへんけど去年は土曜の大雨で一気に外差し馬場になったから天気には充分注意したい。

【小倉記念】小倉2000は残り1200手前からほぼ下りと平坦なことで中盤~終盤緩むポイントがなくロンスパになりやすいコース。差しは決まりやすい条件ではあるけどこのレースの傾向はバラバラで、21年は前日の大雨が残ってスローやけどsと差し決着。20年は高速馬場でややハイペースになって内を突いて差した馬が1着。19年はスローやったけどスパート地点が早くて差し決着。18年は1分56秒台の高速決着、スローで前3頭での決着。17年はややハイペースで好位~中団からの差し有利。今年は現時点で考えるなら高速馬場+逃げ馬不在のスローペース。前有利になるか差し有利になるかは仕掛けのポイント次第かな。血統ではグレイソヴリン系、特にトニービンは特注。あとはステイゴールド、近年はヴァイスリージェントの血も目立つ。

ジェラルディーナは何度か書いてるように高速馬場巧者でギアチェンジの鋭いタイプやないからロンスパになりやすいこの条件は合いそう。実際夏の小倉で2勝してるしね。あとはスパート地点が遅すぎると差し損ねるかなって感じかな。普通に好走しそう。マリアエレーナは前に行けるのは良いけど若干距離が長かったとはいえ前有利やった京都記念でジェラルディーナに負けてるのは気になるところ。少し馬場が渋った方が良いかもしれんね。ピースオブエイトは毎日杯では本命にしたけど馬場や展開に恵まれるのが濃厚やったからで古馬の重賞級相手に人気になるほどのパフォーマンスやったとは思ってへん。斤量が軽いのは魅力やけど裏付けに乏しい印象。カテドラルはトップスピードが求められにくい小倉自体は合うと思うけどなんしか2000m戦は3歳の京成杯以来やから何とも。血統からは持ちそうな感じはするけども。穴っぽい所ではタガノディアマンテ。本質的には中距離馬やと思うし能力も足りる。折り合いの難しい馬やから中山金杯や京都記念みたいに内枠で前に馬を置いて進められるなら面白い。あとは前走はシンガリからの競馬になったけど3走前の高速馬場でのパフォーマンスが高くて好走血統を多く持つプリマヴィスタ。他では名前を挙げるのは難しいけどスロー予想やから内枠からスムーズに先行出来そうな馬はケアしておきたい。去年みたいな雨で外差しに傾くならモズナガレボシとヒュミドールを。