土砂降り
朝起きる頃から雨音が凄い
おそらくは土砂降りだろう
家を出る頃には弱まるといいなとそんな期待をする
結局は家を出る頃になっても土砂降りのまま
私はあまり傘を挿したがらない
多少の雨なら濡れていいやと思う
それが今朝は迷う余地のない雨量だ
傘を挿して何とかバス停までたどり着く
そしてバスが到着するまでの数分の間に雨も弱まってきた
もうバスが見えてくるなという時間になると、先に傘を折りたたんでカバンにしまった
もう少し雨が弱まるのが早ければ大して影響もなかった
もし雨が弱まるとわかったとしても、家を出るのを五分十分遅らせるればバスに乗り遅れる
そして現実は家を出るのを遅らせても雨が弱まるかはわならない
逆に強くなるかもしれない
なら余裕をもって早く出た方が良い
嫌だなと思いながら会社に向かう朝だった