黒い手
今、とある温泉街の旅館に着いた
玄関は昔からの古風な作りになっていてその隣には新館がつながっている
中に入り、旧館を通りながら中庭をみながら進んでいく、数百年はったっているかと思うような古めかしい旧館だ、楼観どんどん進んでいくと新館と旧館の境に来た
なぜだか新館と旧館の境には1㍍ほどの段差があり5・6段の階段を上らなければ新館には入れない
階段を上りきり、ふと壁をみると引き戸があった、引き戸は古めかしい板の引き戸で上の三分の一が模様の入ったガラスになっている
何気なしにガラスをみると、奥くから人がゆっくり近寄ってくる
模様が入っているガラスなので、詳しくはわからないが
人が、右へ、ふら~~り、左へ、ふら~~りと左右に大きくゆれながら近寄ってくる
とうとう引き戸の前まで来たようだなと思った瞬間
突然ガラスが割れ、そこから黒い手が突き出てきて俺の首をつかむ
ものすごい力だ
どうもがいても手は首から離れない、骨がギシギシときしむ
そして
俺の首の骨がぶち折れてしまい
息絶えた
夢が覚めた
なお
2022/09/01 22:09:13
・・・こわいぃぃぃ‥‥。って思いながら
このお話が、映像になったら 「黒い手」はどんな手だろうとふと思う
長い指で節くれだって、鬼か山姥のような手なのかしら
若い女の滑らかな手なのか
血管が浮き出た、老人のようなしわしわな乾いた手なのか
赤ん坊の小さなペタペタと吸いつくような柔らかな手なのか‥。
怖いなぁ・・・って思いながらイケてる男子の手が思い浮かばなかったのは内緒w
周りに無いものは、思い浮かばないものだわねw
TOM
2022/08/26 01:11:05
・・・こわぃてw
涼華
2022/08/25 14:56:25
夢から覚めなければよかったのに
ぁ うそうそ 嘘ですよ~w
どどどどどっ☆≡≡≡≡ヘ(〃 ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄)ノ
ぷち
2022/08/24 20:42:21
怖いけれど、なんか風情がありますね。