https://youtu.be/7KFJcMBllEk?t=21

中学、高校の授業で「株を買うことで所得を得られる」教育を施していくという。

岸田総理は何の金融政策も持っていないが、国民が自分の金を株に投資して儲けてくれれば所得や税金が増えて、みんなが豊かになるという考えを世界に向けて発表した。
その考えは何の共感も得られなかったが日本人は貯金するばっかりで自分の金を投資に振り向けないから、豊かになれないのだと岸田総理。
そこで日本人に投資家になれ、と学校教育で金融所得を得られる方法を組み入れていく。

今年いっぱいFRBは金利を上げてインフレ抑制をしていくと、何度か表明している。
その度にNYダウは下落し日経平均も下落した。
去年の９月以降　株価はあまり芳しくないがウクライナ戦争で経済情勢は依然として不安定だ。
そして新型コロナは未だに日本経済の足を引っ張っている。
こういう不確定な要素が多い状況を投資家はあまり好まない。

２０２０年の４月だったか、新型コロナに恐れおののき株価は急落したが、金融緩和で去年まで株価は上昇を続けた。
そして今年の１月に入り「市場への資金投入を減らしてインフレ抑制をしていく」とFRBが方針転換した途端、株価は勢いを失った。
今年いっぱい金利を上げてインフレ抑制する、という方針は今も変わらないのだから今年ほど投資に向かない時期はない。
ところが岸田総理は「株価が下がったら困るんや」とばかりに、国民に盛んに株を買え、とけしかける。
岸田総理の経済政策は増税だけだ、という話がある。
国民が株で儲けたら、全部税金で回収してやろうと企てているのは明白だろう。
他人に大損させたくて仕方ない商売人は数多いが、岸田総理も国民に損をさせたくて仕方ないのだ。