コーヘイ

重賞展望

日記


【札幌2歳S】過去5年で0秒8の後傾になった17年以外は0秒5~1秒9の前傾ラップでミドル~ややハイペースで流れることが多い。平坦+コーナー径が大きい札幌らしく緩むポイントがなく、道中はずっと12秒程度を刻み続けるような感じ。最終週の荒れ馬場で緩むポイントがないんやからまだ体力のない2歳馬にとってはかなり過酷で特に逃げ先行馬が残るのは至難の業。力尽きた馬から脱落して差し追い込み馬や捲った馬の好走が目立つのも当然といったところ。血統ではステイゴールド系が特注でサドラーやダンチヒといった欧州のスタミナ色の強いノーザンダンサー系やミルリーフ、レッドゴッドといったこれも欧州のスタミナ色が強いナスルーラ系の血も目立つ。

ブラストワンピースの全弟ブラストウェーブは新馬戦は少頭数の緩い流れで時計、内容とも凡庸。この時負かした相手で勝ち上がった馬もゼロ。緩々の馬体やったから上積みはあると思うけどそれもどこまでといった感じ。裏付けのない人気馬を本命にするつもりは毛頭ない。ダイヤモンドハンズは新馬戦の内容はまずまずで2着馬も次戦で快勝したようにレースレベルも低くなかった。鞍上のコメントからも距離が延びるのはプラス。洋芝は正直やってみなわからんけど軽い走りをする馬ではないから大きくパフォーマンスを落とすようには見えへんかな。あとはどれが人気するかわからんね。シャンドゥレールは新馬戦は流れが遅かったし大した内容でもないけどまだ余裕はありそうやったし国枝厩舎なら新馬戦からの上積みも大きいかなと。あとはジワジワと伸びる末脚を使えそうなドゥーラとドゥアイズ、全兄弟が短距離なのは気になるけどアスクメークシェアあたりを。