もえーん

急がば回れ

日記

世の中は、糖質制限とか糖質ダイエットとか、そんなようなものが流行っているようです。


断言します。

糖質制限とは何か、ということをまともに理解して「ご飯を減らしてるの~♡」と言っている人は、おそらくほぼいない。偉そうなことを言うようですが、これは断言します。だってホントにいないもの、身の回りに。

ジムに行くとします。
見てれば分かるわけです。ウェイトトレーニングのやり方がまともにわかっている人は。
ですが、いやそれはウェイトトレーニングとは言いません、という方々も、嬉しそうにプロテインをガブガブ飲んでいるのですが、それ単に太るだけです。。。

知ったような顔をした嫌味に読めますか?
その通りです、いま私は嫌味を言っています。
「馬鹿じゃないのか」と。

詳細を書くと、それだけで文字数制限になってしまうのでやめておきますが、見ていて不快感すら覚えます。

知ったような顔をした嫌味に読めますか?
その通りです、いま私は嫌味を言っています。

糖質制限をする。
それは、エネルギー源を断つ、ということです。

人間のエネルギー源には、糖質と脂質があります。これが、どういうロジックでエネルギーとして活用されるのか、あるいは活用されないのか。医者や栄養士じゃないので、学術的な専門性は求められませんが、しかし知るべき最低限の理論と言うものがあります。

それも分からず「ご飯を減らしてるの~♡」は、申し訳がありませんが「あなたは馬鹿でしょ?」としか言えないのです。

知ったような顔をした嫌味に読めますか?
その通りです、いま私は嫌味を言っています。


本題に入ります。


わたしが水泳を始めて、おそらく6年か7年くらい。
トレーニングと言えるレベルで始めてからは、3年ほど。でも私の水泳の基礎は、水泳を始めた当初に出会ったコーチが全てです。彼がいなかったら、今の私の水泳はありません。わたしの中年期の人生を変えたと言っても過言ではありません。本当にラッキーだったと思います。

しかし当時のジムが潰れてしまい、そのコーチを失ってからは、私の水泳は微速前進という様相です。もちろん今のジムのコーチのレッスンも、役には立っています。しかしそれは、過去のコーチの数分の一にも満たない程度です。

では、その不足をどこで補っているのか。

YouTubeですよw

水泳を教えるYouTubeはたくさんあります。それぞれに耳を傾けるべき内容があると思います。しかし、わたしがYouTube先生の中で師と仰ぐひとは、ただ一人です。

彼は、水泳YouTubeの世界では、それなりの有名人です。しかし、彼よりももっと支持を集めているYouTube先生も何人もいます。

先日、その中の一人が、とうとう水泳の教則本を刊行しました。
わたしも、彼のYouTubeをいつも参考にしています。



ですが。



それでも、私はYouTube先生の中で師と仰ぐ人から離れようとは思いません。
水泳の教則本を刊行したYouTube先生、参考にさせてもらっています。しかし、その人の説明を私がどれほどであれ理解できている理由は何か? それは、私の師と仰ぐYouTube先生のおかげなのです。

教則本を刊行したYouTube先生の解説は、よくわかります。ですが、彼の解説は、良くも悪くも「テクニックの形」なのです。



じゃあ、なぜその形なのか。



もう何度もここで書いていると思います。
またその話かよ・・・ と、辟易する方も1,2名いらっしゃるかと思います。
でも言います。




そもそも、人間が泳ぐとはどういうことなのか。




指先の力点はどこなのかとか、肘の確度がどうとか、足首の返しがどうとか、いや大切です。本当に大切です。ですが、表層に現れる形には、水泳と言う人体の運動としてどういう意味があるのか。わたしは、わたしがYouTube先生の中で師と仰ぐただ一人の人以外に、そこに誠実に向き合って語る人を見たことがありません。


だからこそ、彼の解説はまどろっこしい。


ある回は、泳ぎ方の解説でもなんでもなく、YouTubeで水泳解説をすることの葛藤についての個人的な吐露という、水泳のテクニックのなどとは1ミクロンも関係のない語りを、延々と聞かされるだけだったりします。



だからこそ。



そう、だからこそ、わたし彼を信頼しているのですよ。



仕事と同じです。
そういう人間の吐く言葉には、魂が宿っているのです。



なにを大げさな。



そうですね。
大げさですね。



笑うなら笑え。



リアルでは話したこともない、YouTube先生。
それでも、穴が開くほど彼の動画を見て、自室で体を動かし、考え、悩み、プールに向かう電車の中で周囲の嘲笑など無視してイメージトレーニングをし、そしてプールで練習をして、何か違うと落ち込む。


考えよう。
脳みそがトロける程に考えよう。


人間の成長とは、そういうクソみたいなことの繰り返しの先にしかない。


先日の大会で、私とおなじ年齢区分の100mバタフライで、日本新記録が出た泳ぎを見ていました。本当に速かった。日本新記録という場内アナウンスに、惜しみなく拍手をしました。

もちろん、そんな領域に私が到達することはあり得ません。
でも、たとえ1/100秒でもそこに近づくためには、何が出来るのか。


最近は、バタフライは調子が良いと思う。
25mであれば、呼吸は一回程度。
50mであれば、せいぜい3回。

その呼吸のために水上に顔を上げる。
自分の体が、水面をわずかに浮上し、飛んでいることを感じます。



なんて気持ちが良いんだ。



あと1/100秒。
わたしの泳ぎは、そんなことを語る領域には達していません。
それでいい。それでもいいのです。

あと少し。
あと一秒、速く泳ぎたい。

  • もえーん

    もえーん

    2022/09/27 20:46:03

    そもそも「制限」と言う言葉が間違えているのだと思います。何らかの目的のために目指す身体状態を作るために、「必要な栄養構成の食事を取る」だけなのであって、その結果として何かをを減らすのかもしれないし、増やすのかもしれない。「制限」では決してない。すべてはバランスなのだと思います。
    いまの自分の体の状態、現状の栄養摂取状況、そして何らかの取り組みをする目的、その結果として、糖質摂取は増やさなければならないかもしれない。わけもわからず、なんか米を食わなければ良いらしいというような話は、ダイエットでも減量でもなく、ただ「米を食わない」というだけの行為でしかありません。

    私が糖質制限をするとしたら、それは脂質優先でエネルギー消費をする体質を作らなければならない状況になった時かなと思います。しかしそれは、常に筋量の減少と表裏一体であって、何を目的にするのかによってそのトレードの落としどころ、バランスのポイントを決めないとなりません。
    昔ちゃんと走っていた頃は、マラソンですから脂質優先でエネルギー消費をする体質は本来必須です。ですが、わたしは大量に糖質を取っていました。筋量(≠筋力ですが)を落としたくなかったから。一番搾っていた時期の体脂肪率が、家庭用体重計での計測ですが、12%台。運動量から考えれば、もっと絞られていても不思議はありませんでしたが、糖質の摂取量を大目にしていたこともあってか、それよりも落ちることはありませんでした。それでもフルマラソンでサブ3.5(3時間~3時間30分での完走)には辿り着けました。

    目的を明確にして、作戦を立てて、あとは頑張る。
    そんだけですよ。

    いまは見る影もないワタシ ( ノД`)
    継続は力。。。 耳が痛いw

  • はみ

    はみ

    2022/09/27 19:27:46

    全ては科学の元にある、と言った人を思い出しました。
    糖質制限をしたことがありますが、するのには理由がちゃんとありました。
    過剰摂取を通常量で済むように体内の構造を変えるためでした。
    トレーニングコーチをつけてダイエットをしたことがありますが、
    コーチの言う通りにしていたら、アホでも減りました。
    続けていたら、今でも細かったと思います...そう、続けられなかった(涙)。
    簡単に続けられるものなんて、この世には無いよね。
    継続は力だわ。本当にそう思うわ。
    そういう意味で、もえーんさんの言葉にも、魂が宿っているのだと思います。