ゲシュ崩ログ 41
虫が平気。昆虫がペットコーナーで展示されてるのを見て、「おもしろ~い」と言う。今月読んだ本に秋の虫の本があったからか。虫とり網も欲しがった。虫に対してのハードル低いみたい。養老孟子先生みたいな人になるのか…。と学者気質なのかなとか思ったりして。
虫とりは面白いらしく、子どもの頃より大人になってからのほうが(笑)面白いみたいですね。現代はウィキペディアとかもあるので、どんな人でもその地域で新種を発見する意義があるんじゃないかと。
虫と第六感というのは相性がいいというか、昔の人はどこか精神的な観念的な超自然的なものと虫が関連しているみたいな考え方をしていたんじゃないかというのが日本語のイデオムに残っている。
虫の居所が悪い、と言ったり虫の知らせ、といったり。一寸の虫にも五分の魂という言葉にも虫と人間の精神の関連性を見ている考え方がある。
とるにたらない代表格、虫。全くの無駄虫。みたいな虫の扱われ方だからこそ、そこに象徴的な最低存在として文化を耕した虫。実際は益虫とかもいっぱいいる訳ですが、悪い虫がつかない様に、と悪しき存在としてやり玉にあがる虫。第六感話が好きすぎて、虫の話にも飛び火して「虫面白いな」と思った私は、やっぱりそのディテールを探求しすぎてその神髄までたどりつくという事が無くて本当に恥ずかしい人なんですけど、虫そのものにハマるという大人もいてもいいというか、そういうのがあっても全く変じゃないと思いますね。虫面白いって追いかけてる大人より、いい年こいて心霊現象番組延々と見てられる大人のほうがなんか。でもそういう趣味なんですよね。
子どもには虫にはまって欲しいな。