ちむどんどん 感想 その2
※ちむどんどん最終回後に書いた記事となります。個人的感想です。(2022年11月19日)
その2です。今回は「自分がよく拝見した、ネットでよくアップしていたところ」からの感想で。
・比嘉家のお金の描写
比嘉家で借金の総額っていくつになったんだろうなぁと。特に賢秀は我那覇絡み(沖縄ドル・紅茶豆腐・栄養ドリンクのねずみ講)を始めとするカモっぷりや、暢子からお金をくすねる上に競馬でその金を使い果たすなどの借金分を全て足したらちょっと立派な家が建ちそうなイメージ。
それだけに最終的に全部返済どころかお金持ちなのは少々ご都合がとも思ってしまった。
・沖縄の戦争関係
ネット上の『ちむどんどん』批評で「沖縄返還50年で戦争関係を描かなかった」ことをよく聞いたけれど、これはわざわざ朝ドラにこだわらなくても良いんじゃないかなと思ったのが正直な感想。本当にリアルでやりたいなら夜の時間帯の方が絶対に良い。ただ、沖縄県内・県外とも歴史資料がどこまで残っているのかにもよるな。
・食べ物を粗末に扱う描写
一種のリアル。胸糞もので見るに堪えない人もいただろうなぁと思う。どの時代でも一定数いると思うので、真似しちゃダメな描写として見るべき。
・沖縄料理
個人的に初耳で興味をわいたのは「うさんみ」。内容と検証可能な資料が揃っていればウィキペディアに載せてもいいと思う。
料理ではないけれど「ウークイ」も沖縄のお盆はああなんだと一見の価値はある。(この2点を挙げたドラマ、2022年以前では『ちむどんどん』以外は何があるのかなぁと。)
・視聴率
炎上騒ぎや批評(ネット曰く)の割に、視聴率が一定していた気がする。うちの母曰く「みんななんだかんだで見てんだなー」。
・最終回について
ガレッジセールの川田さんが出てくるならゴリさんもどこかに出てくるはずと思って見ていたし、最終回登場で「そう来たか」とも思った。(『ちゅらさん』は見ていないけど)
最終回の一連の流れに限れば、ゴリさんと賢秀役の竜星涼さんの立ち位置を変えてもそのまま成立しそうな気がする。
あと、優子さん、令和の時代に生きていたら相当な高齢のはず。(比嘉家4兄妹が1950年代前後の生まれ)
ひとまずはこんな感じです。