コーヘイ

重賞展望

日記


凱旋門賞も終わって気が抜けたけど今週末の3日間競馬に向けて切り替えます。重賞は毎日王冠、京都大賞典、サウジアラビアRCの3つ。

【毎日王冠】毎年1分45秒前後の高速決着で近年は極端なペースになることは少ない。多少中盤緩むけど全体としては秋天にも通ずる高速巡航戦という感じ。最近の府中は開幕週やコース替わりでも差しは決まるし、大雨でもない限り能力を発揮しやすいフェアな馬場になりそう。つまり残念ながら穴馬を狙うのは難しいレースw血統では高いスピードや決め手が求められるということで当然王道血統が有利。中でもディープ×ストームキャットは特注で他でもサンデー×スピード型ノーザンダンサー系やミスプロといった配合が目立つ。

サリオスは前走安田記念で久々の馬券圏内と好走。ただこのレースはグランアレグリアを筆頭にトップマイラーが引退してメンバーレベル・レースレベルとも大したことなかった印象で、サリオス自身がパフォーマンスを上げたというよりはこれまでレベルの高いGⅠばっかり使われて来たことや合わへん条件を走ってたから着順が悪かっただけで、他馬との力関係の比較で相対的に着順が上がったって気もする。まぁ、GⅡなら当然能力上位ではあるけどまた人気になるタイミングで本命を打つのも芸がないなと。レイパパレは2200では最後垂れるし1600ではスピード面で優位に立てへん。個人的には1800はベストな距離の見立て。スローやとキレ負けするからベストは速い流れで逃げる形やとは思うけど今回レッドベルオーブがそれをやりそうやから番手でも力は出せそう。ダノンザキッドは大跳びでギアチェンジやトップスピードを求められると厳しい馬で、そういう能力を求められたここ2走も崩れてへんようにやっぱり能力は高い。今回そういうレースにはならなさそうでそこは良いけど強気に乗る川田騎手から馬のリズム重視の戸崎騎手に乗り替わるのは恐らくマイナス。ポタジェもギアチェンジは苦手でトップスピードも平凡やけど長く良い脚を使えるから全体で流れた方が良いタイプ。高速馬場も得意やから条件的には悪くないけど斤量58キロは気になるし秋の目標は恐らくここから中2週での秋天ということを考えればここがメイチということはなさそう。ノースブリッジは前走同コースのエプソムC勝ち馬やけどいかにも馬場や展開が向いた印象。相手関係も大幅に強化されるしちょっと厳しそう。同じエプソムC組ならジャスティンカフェの方が買いたい。前述したように穴を狙うのは難しいけど強いて挙げるなら速い流れで逃げそうなレッドベルオーブ。激しすぎる気性と怪我もあって成績は安定せんけど元々朝日杯では1番人気に推された素質馬。高速馬場適性は高いしレイパパレが可愛がってくれれば残り目もあるかなと。