クラシック音楽界でクールなのはカラヤン
クラシック音楽でも、結構人間味が豊かな人が多いね。
バッハはちょっと並外れていますが、モーツァルト、ベートーヴェンもその生き様が音楽と密接につながっていますね。でもまぁ、この三人とも生み出した音楽は不変の輝きを持っていますね。
さて、カラヤン。ベルリンフィルを演奏した初期の作品では、ちょっとテンポが速く、アンサンブルにも隙の無い理想的な演奏でしたね。反面、ちょっと外面的な美しさが強調されて、人の心に安らぎや安心をあまり与えてくれなかったように思いますね。
同じくドイツの指揮者のハンスシュミット・イッシェルシュテットは、カラヤンとはまた違って、あくまで音楽の自然な流れを大切にして、それまでのフルト・ヴェングラーとは対照的に無理なところが無いような気がしますね。
でもまぁ、カラヤンの場合、オーケストレーションを徹底的に練習してそれこそ、ヴァイオリンが一糸乱れぬキラキラと輝く生糸のようなサウンドを作り出したのかもしれませんね。
ソビエト時代のムラヴィンスキーやシカゴ交響楽団のショルティもある意味、カラヤンと真っ向勝負をかけていたようにも思います。まぁ、こんなに個性のある演奏家はもう、でてこないかな。バーンスタインや小澤征爾も素晴らしい録音がありますね。そそ、好対照な人が、ブルーノ・ワルターてすね。特にモーツァルトやブラームスの演奏は定評がありますが、なんと言ってもベートーヴェンの交響曲第6番は彼の演奏がとても素晴らしいですね。
rihito
2022/10/10 12:43:38
takeruさん、コメントありがとう。カラヤンが全盛期の頃は、いろんな評論家が悪口書いていましたよ。確かに、彼の指揮する英雄はどうもいただけなかったのですが、運命や合唱については、申し分ないと思っています。チャイコフスキーに関しては、評判のいい晩年のウィーンフィル時代よりもベルリンフィルの生き生きとした演奏が好きですね。小澤さんの演奏も素晴らしいです。神戸大震災の後、N響をチャリティーで演奏されG線上のアリアは感動しました。
takeru
2022/10/10 05:48:39
カラヤン、指揮者の巨匠ですね。小澤征爾さんの体調が心配です。