セカンド

くちづけ

小説/詩

あなたの涙に映る秋の青い空が
あまりに澄んでいる

さよならの言葉

その一文字一文字に思い出が舞う
秋風に舞う落ち葉のように

手を握りしめると暖かい
あの時のときめきがよみがえる

もう取り戻せない瞬間

今を忘れてしまったら
もう手繰り寄せることは出来ないのだろうか

わたしはそっと
最後のくちづけをした

あなたに

また秋の強い風が吹いた

目を閉じたあなたの髪が
緩く

なびいた








  • セカンド

    セカンド

    2022/11/07 00:30:10

    かれん 様

    春は出会い
    秋は別れ

    そんな感覚があります
    次に来る夏と冬にも関係があるのでしょうね

    くちづけは深い想いの凝縮
    そんな感じで書きました

    そうですね二人には新しい明日が始まる
    幸せをつかむ旅がまた始まるのでしょうね



  • かれん

    かれん

    2022/11/06 02:09:49

    お互いの新しい未来を祈り・・・ですね^^

    最後は握手で・・・ということがありました

    最後がくちづけ・・・というのは
    優しくてせつなくて・・・ ・・・秋の詩ですね✿

  • セカンド

    セカンド

    2022/11/02 01:48:18

    奈柚 様

    秋って何となくもの悲し気な感覚に・・・
    落ち葉ってその代名詞なのかな?

    お互いに納得した別れってあると思う
    多分二人はそれぞれ別々に次のステップに進んでいく

    それぞれの幸せへ
    ・・・てな感じですかね・・・

  • 奈柚

    奈柚

    2022/11/01 01:09:44

    最後のくちづけが出来る関係なのに
    終わるなんて悲劇ですね
    切なくて優しい悲劇