定刻通り
これまで仕事帰りのバスが定刻通りに到着したためしがない
途中までは順調でも私の降りるバス停では早くても数分すぎている
片道一車線で終点が違いのでバスが素通りできるダイヤにしているのかと思っていた
今日の帰りはバス停で人が下車してもバスが再び発車しない
ふと時間を見るとまだ発車時刻に達していない
時間になるまで待機している
たまにそういうことがあるのだが途中から毎度のように停車した
これは時間通りに下車できるのかと期待してしまう
それが途中からどのバス停でも降車ボタンが押される
バス停の度に停車して乗客を降ろしている
しかしそれでも到着時間が早く待機してから発車
今日は交通量が少ないのだろうか
それともたまたま信号などのタイミングがいいのだろうか
その両方なのかもしれない
これはいけるのではないかと思えた
私の下車予定の一つ手前のバス停をでたとき、待ちはしないが乗客を降ろし終えた時に時間となりすぐに発車
私の降りるバス停までの予定時間は一分と表示されていた
これまで発車時刻との差がわかったのは運転席の表示が見える席に座っていたから
次のバス停の到着時間との差が表示されているのが見える
残り一分は厳しいだろうか
途中で表示が変わり残りゼロ分となった
それでもまだ距離がある
なんとかゼロ分の表示のうちに下車したい
下車予定のバス停に到着して定期をセンサーにかざした時、残り時間はまだゼロ分のままだった
おそらくもうすぐ表示が変わるタイミングだっただろう
それでもゼロ分で到着したのは初めてだ
いつも予定時間より遅い時間でバスを降りていた
今日が今までで一番早くバスを降りれたと言っていいだろう