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刃物の日

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こんにちは!九州から関東は高気圧に覆われて晴れる。

北陸、東北と北海道は気圧の谷の影響で所々で雨。
沖縄は曇り。
最高気温は平年並みか高い。

【刃物の日】 はもののひ Cutlery Day

☆刃物の日は、岐阜県関市の岐阜県関刃物産業連合会の提案によりまして
 制定されました刃物の記念日です。

<概要>

〇刃物の日

鋏(はさみ)や包丁等の刃物を扱います業界団体と刃物産地が、
生活に欠かせない身近なアイテムであります刃物を大切にして、
感謝をしようと制定しました。

@制定年月日

 1996年(平成8年)に11月8日を「刃物の日」として
 制定致しました。

〇意味と由来

「刃物の日」の日付の由来は「いい(11)は(8)」という語呂合わせです。

 もう一つは・・・

昔から11月8日(旧暦)は鋳物師(いものし)や鍛冶屋、石工等、
「ふいご」を用いります職人が行いました「ふいご祭り」の日であることも
由来となっています。

@送風機

 「ふいご(鞴)」を見たことのある人はあまりおられないかもしれませんが、
 「ふいご」は鍛冶屋さんの作業場で使用されました送風機のことです。

 ★踏鞴(たたら)

  大きな「鞴」は「踏鞴」と呼ばれまして、
  シーソー状態の「踏鞴」を両端の作業者が交互に足で踏みまして
  空気を送るものです。

 ☆踏鞴を踏む

  因みに、勢い余り踏みとどまれずに数歩進んでしまいますことを
  「踏鞴を踏む」といいますが、「踏鞴」を踏む作業の足の動きに
  似ているからです。

 ★「鞴」は大きな「踏鞴」ばかりではなく、取っ手でで送風します
  コンパクトな箱型もありまして、こちらは陶芸に多く使われていました。

  「鞴」は空気を箱の内部で圧縮します為に圧力が高くなり、
  炭の隅々まで空気が行き渡ります。

〇ふいご祭り

その昔、とある鍛冶屋へ匿(かくま)って欲しいと、
追われています男が逃げ込んで来ました。

そこで・・・

鍛冶屋は男を「鞴」のはこの中に隠しまして、
その上にお神酒、燈明(とうみょう)、お供えを置きまして、
しめ縄まで張りまして「お祭り」を装いまして、
箱の中を魅せないようにしました。

どうにか追手をごまかした鍛冶屋が箱の中を覗きますと、
いるはずの男が不思議なことに消えています。

それが・・・

11月8日の出来事で、その後、この鍛冶屋は大繁盛をしました。

そのことから・・・

毎年、この日にお祭りすることになりまして、
「ふいご祭り」と名付けられたようです。

〇ふいご祭りと鋳造式

富山県 有磋正八幡宮 平成24年~27年実施

[越中古社 有磋正八幡宮(えっちゅうこしゃ ありそしょうはちまんぐう)]

 1610年(慶長15年)高岡城築城に際しまして、
 「有磋宮」と「横田正八幡宮」の二社が合祀されました神社です。

 境内を囲みます石垣は、前田利長公から寄進されましたものと
 伝えられています。

 金屋町の氏神様であります石凝姥命(いしこりどめのみこと)様が
 祀られていて、昔から高岡鋳物師の尊崇(そんすう)を集めてきました。

 〈社殿〉

  1935年(昭和10年)に造営されまして、
  「有磋造り」と呼ばれます銅板葺の屋根が特徴です。
  国の登録有形文化財となっています。

 〈住所〉

  富山県高岡市横田町3-1-1

 〈アクセス〉

  新高岡駅か1番のりばから加越能バスで「金屋」下車、徒歩約5分です。

 〔加越能バス〕

  ・横田本町経由勝木原行き

  ・横田本町経由国吉行き

  ・横田本町経由石動(いするぎ)駅前行き

  ・三井アウトレットパーク北陸小矢部行き

  ・仏生寺(ぶっしょうじ)経由氷見市民病院行き

 〔お車等〕

  ・能越(のうえつ)自動車道 高岡ICから車で約10分

  ・北陸自動車道 高岡砺波スマートICから車で約25分

 〔お問い合わせ先〕

  0766-22-0334

@歴史

 当社の氏子町内の一つであります金屋町は、
 加賀藩主前田利長公が鋳物師を呼び寄せて開かれた町です。
 高岡鋳物発祥の地として約400年の歴史があります。

 この町内の守護神としまして・・・

 ・大己貴神  様

 ・石凝姥神  様

 ・日本武尊  様

 ・前田利長命 様

 このように四柱が当神社の御祭神として合祀されています。

 毎年6月19日、20日(利長公の御命日)には「御印祭」が斎行されます。
 
 四柱の神々が金屋町に渡御されまして、
 鋳物師の作業歌でありまして「弥栄節(やがえぶし)」の
 町流しが行われる等、金屋町の祭りとして盛大に行われています。

 *弥栄節の町流し・・・1000人程の参加

 毎年11月8日には鋳物師・金属工業関連業者の祭りであります
 「ふいご祭」も斎行していますが、
 銅器関係者等10名程度の参列しかありませんでした。

 古くから、「ふいご祭」の日には鋳物師がみかんを
 振舞っていたという故実から、
 祭典日にはみかん300kgを振る舞い、また鏡に因みまして
 丸餅の振る舞いも行いました。

 若い世代に「ふいご祭」に興味を持ってもらおうと、
 自元アイドルのミニライブも開催しました。

 祭典奉仕者を集めましての慰労会は、
 鋳物師にとりましての縁起物であります秋刀魚を食しながら開催しています。

 [経費]

  祭典費用は、玉串料と神社からの拠出金で賄っています。
 
  本年度より、各団体よりみかん300kg等の奉納がありまして、
  神社の負担が軽減されました。

  〈26年度の会計〉

   <収入>

    ・玉串料     520000円
    ・神社拠出金   288381円
    ・合計      808381円

   <支出>

    ・人件費     150000円
    ・新饌費      13942円
    ・餅        41400円
    ・直会費     158280円
    ・直会費      18144円
    ・祭場設置費   142560円
    ・鋳造式消耗費等  35572円
    ・付帯行事日    97200円
    ・広報費     105840円
    ・雑費       45443円
    ・合計      808381円

   <寄贈>

    珪砂30kg/みかん300kg/地金103kg/耐火ボード8枚

問題 日本三大刃物産地ですが、大阪府堺市、岐阜県関市があります。

   もう一つの産地を教えてください。

1、福井県越前市

2、新潟県三条市

3、秋田県北秋田市

ヒント・・・〇正解の産地

      日本が誇る世界にはばたく金属加工の町として有名です。
      江戸時代に特に金属加工の技術が発展しまして、
      当初は農家の副業として行われていました。

      @特徴

       戦後発展したプレスや研磨加工の工程を経て
       製造されます抜刃物とは異なりまして、
       日本古来の技法を使いまして金属を叩いて製造します刃物です。

      @高度な鍛造(たんぞう)技術

       金属内部の隙間を潰しまして強度を高めることが出来、
       摩耗しにくいのが特徴です。

さらにヒント・・・

〇ラーメン

こちらの市のラーメンは背脂ラーメンです。

〇新幹線

(例)正解の市の駅 → 東京駅 とき344号 指定席料金合計 9240円

   19:06    20:56

お分かりの方は数字もしくはもう一つの産地をよろしくお願いします。