映画「ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド」
「ワンス・アポン・ア・タイム・アメリカ」って、古き良き時代のアメリカのヤングギャング映画がありまして、そのタイトルを借用して、柳の下の泥鰌狙いと見せかけて、なかなかの硬派で、数々の映画賞をかっさらって、しまいにはアカデミー賞10部門にノミネートされて、10本をゲット。
ブラッド・ピットが初めて助演男優賞を獲得したのがこの映画。
「~アメリカ」がイタリア映画だったのに、こちらはアメリカ・イギリス合作で、実際のハリウッドのスキャンダル、怪しい宗教集団が女優シャロン・テート殺害事件を映画のクライマックスに据えてて、これは新聞でも読んだ事件だったので、興味あり。でも映画のメインは、峠を超えたTVの西部劇俳優の寂しい落ちぶれていく姿を追いかけるっていうのなんで、殺人事件はどちらかというと添え物。サスペンス映画ではないので、なんであんな事件を起こしたのかっていう動機や殺害シーンは触れないまま、ちょっと背景っぽい描き方で、抑えてあったのが印象的でした。面白いネタだからって、かなりそのシーンに入れ込んだら、何の映画だったのかわからなくなっちゃってたと思います。
Arya-Sa
2022/11/11 16:52:56
なるほど、なるほど!
アザミ
2022/11/11 16:13:12
「~アメリカ」は、イタリア的な叙情豊かな人生いろいろあら~なって、いい意味のノスタルジックな作品でしたけど、「~ハリウッド」は、結構生臭くって、金と汗と欲がドロドロのカクテルをシェイクしてるみたいな作品でしたね。
Arya-Sa
2022/11/11 16:04:47
~アメリカ、中学の時に観ました。
でもガキたっので制作の意図(ノスタルジー?)とかよく分かりませんでした。