コーヘイ

重賞展望

日記


【京阪杯】3年連続で阪神内1200での開催。21年が34.3-34.5、20年が33.8-34.4とコース形態通り中山や小倉ほどやないけどやや前傾ラップになりやすい傾向。ただ今年はビアンフェやテイエムスパーダといった速い逃げ馬も出て来てるからもうちょっと前半速くなるかもしれんね。もう1つ気をつけなあかんのは去年はAコース使用の最終週やったのが今年は今週からBコース替わり。去年はこの時期外差し傾向が出てて、内枠のエイティーンガールが上手く外に出して差し切ったけど今年はそこまで外差し傾向も出てへんし、ハイペースでも後方から外ブン回しで届くかはちょっと微妙かも。血統ではこのコースで強いのはスピード型ノーザンダンサー家の血、特にストームキャット。

トウシンマカオはスプリント戦に出て来て4着1着と適性は感じられる内容。ただどっちも時計のかかる馬場で低速決着、ペースもこの距離としてゆったり目と本格的なハイペースや高速決着でどうなるかは未知。人気薄なら期待込みで重い印を打つ選択肢もありやけど上位人気となると不安が先に立つかなと。タイセイビジョンは高速決着やハイペースで差し込んで重賞好走してるしここでは能力上位。ただその時は川田騎手が上手く内を突いたのも大きかった。今回斤量58キロと三浦騎手への乗り替わりで大幅鞍上弱化wスプリンターとしてはテンのスピードがないからどうしても後ろからになるからね。しっかり捌ける騎手やないと外ブン回すことになる。テイエムスパーダは前走スプリンターズSは出遅れから無理にリカバーする強引な競馬になったのはあるけど圧倒的に内有利な馬場で1秒差はシンプルに力負け。今回もその時と同じ斤量では楽逃げの形にでもならん限りは厳しそう。サンライズオネストは高松宮記念も通ったコースを考えれば着差ほどは悪くない結果やしそれ以降も崩れてへんことから重賞を勝ってもおかしくないだけの力はつけてる。高速決着やハイペースでも走れてるし斤量もそこまで重くないから上位人気馬の中では買いやすいかなと。エイティーンガールは少し時計のかかる外差し馬場+ゆったり目のペースがベスト条件。去年は内枠をはねのけて上手く行ったけど今年は馬場も展開も去年よりは難しそう。穴っぽいところではまずスノーテーラー。2走前の2勝クラスの勝ち時計は同日の北九州記念と同じ。今のスプリント界は低レベルやからいきなり通用してもおかしくない。あとはビアンフェ。ここは他の同型馬との兼ね合いが鍵にはなるけど、逃げられへんかった逃げ馬よりは逃げられた逃げ馬の方が余程期待できるしね。馬場と展開がハマれば勝ち切っても驚けへん力はある。