「風のベーコン・サンド 高原カフェ日誌」
柴田よしきさんの「風のベーコン・サンド 高原カフェ日誌」を読みました。
高原カフェ日誌というのは、もう一冊あります。こちらが最初の巻。
東京でマラルハラスメント亭主と結婚してた菜穂は、亭主を捨てて、百合が原高原にやってきて、元ペンション、その伽に美容院だった家を買い取って、カフェを始めます。
離婚はいまだ交渉中。亭主も尋ねてきたり、カフェながらお食事も出すので、そのメニューの試行錯誤。リゾートホテルの進出でとんでもないライバルになりそうだったり、高原の牧場や農家など地元の人達の食材を巡っての交流など、ハートウォーミングな人情噺の連絡短編集で、肩のこらない読み物でした。
ベーコン・サンドは菜穂のカフェ「Son de vent(ソン・デュ・ヴァン)」の定番メニューになるものです。
巻末にカフェの人気メニューのレシピが掲載されています。