「さくら亭」日報

あずみ

毎日のお着替えやマイルームの改装等、主にニコッと内のできごとを綴ります。

コーデ記録~薔薇姫の童話

きせかえアイテム


たしか、子供の頃に読んだ絵本のタイトルは
『いばら姫』だったと思うの。
ディズニープリンセスのオーロラ姫より
もっと淡い地味(子供の目からすれば)な印象で。
魔女ともドラゴンとも戦わなかったと思う。

「いばら」と素直に読むと、とげのある木のこと。
でもお姫様なんだから「のいばら」を連想してしまう。
オールドローズ系の素朴な花が咲いていそう。
ただ、お姫様、となるとやはり現在のイメージである薔薇。
それが桃源郷の桃の花のように
咲いては散り、咲いては散り…で年中無休で咲いていそうな。
となると、
「いばら姫」ではなく「薔薇姫」なのでは?
しかし漢字で書くといきなり耽美系というか。

sleeping beautyだと「眠れる美女」。
森、どっから来た。

ちなみにペロー版だと主役のはずの姫に名前はない。
オーロラは姫の娘の名前である。
でもってペロー版最大のショッキングは。
王子の母親が人喰い鬼だということ。
で、姫と子供たちを食べようとする。

ペロー版は、どの童話も
後味悪いくらいに皮肉が効いているので
嫁姑の比喩ではないかと思うのだけれど。
ディズニープリンセスを求めてペロー版を読んだ
小学生だった私には、そこまで分からなくても
なんかこう、微妙な気持ちになったものです。
あと、いくら美女でも100年ものですので、
王子が初見で「古臭い」と思うのも、
仕方ないのかもしれんけど許しがたい。

え? ディズニーの『眠れる森の美女』は
初めて観た4歳の頃から今に至るまで
ディズニーアニメで一番好きですが?
人物はちょっとカクカクしすぎだけど
背景とかがすごく美しい。
中世ドイツっぽくて、とても好き。

そしてこの4歳の出会いが。
お姫様に憧れた私を「ロングヘア・フェチ」にする
原因となったのでした。


あ、コーデについてですが、
エトワール草のカンテラ(青)がようやく合成できたので
使いたいとコーデしはじめたら、
童話のお姫様っぽくなったというわけでした。

お姫様な猫娘もかわゆす。