コーヘイ

重賞展望

日記


【チャレンジC】前半スローからのロンスパ戦になりやすいコース形態通り過去5年全てで後傾ラップ。17年と18年は1秒ちょい、ここ3年は3~4秒とかなりのスロー。スパート地点が早くなると差しも届くけど基本は内や前有利になりやすいコースやし、先週コース替わり1週目で内前有利やったことを考えても後方から外を回すと厳しそう。ただ今年はレッドベルオーブを筆頭に前に行く馬が何頭か出走予定。ここ3年ほど遅くはなりそうもないし好位~中団のインで脚を溜められるようなタイプが恵まれそう。血統ではステイゴールド、キングマンボ、ロベルト、トニービンあたりが目立つ。

ソーヴァリアントは去年の勝ち方を見ても能力・適性はここでは一枚上の存在。気になる点は2つで1つは骨折明け初戦の前走心房細動でシンガリ負け。心房細動自体は競走能力に影響はないけどアクシデントが続いてメンタル面が心配。オルフェーヴル産駒やから気難しさを出してもおかしくないからね。もう1つは速い流れの経験がない点。恐らく今回これまで以上のペースで追走させられるはずで、どこまで末脚を使えるかは未知。ヒンドゥタイムズは2年前の3着馬で戦績通り小回りの中距離戦はベスト条件。ある程度ペースが上がってもこなせる。重賞では勝ち切れへん部分はあるから頭で狙うかはともかくそれなりに上位には来そう。ビーアストニッシドはこれまで好走してきたレースでスローで展開に恵まれた面はあるけど先行してしぶといタイプやし多少ペースは上がってもこなせる感じはする。ポジション的に良い位置に収まりそうな気もするしね。サンレイポケットはこのメンバーでは地力上位ではあるけど不器用なタイプやから小回りで直線の短いコース、今の内や前有利な馬場では差し切るのは厳しそう。それ以外ではエヒトが面白そう。前走はデキ落ちで度外視して良いし機動力を活かせる小回りコースは合う。七夕賞は斤量差があったとはいえヒートオンビートに完勝。同コースのサンタクロースSでは内枠から抜けて来る競馬が出来たのも評価したい。最後に逃げそうなレッドベルオーブ。気性の難しさはあるけど能力自体は高いし、単騎逃げで他がついて来んようなら今の馬場傾向を考えれば残り目はある。