アウトプット15(本)
図書館で借りた本。
林 真理子
宮家に嫁いだ旧佐賀藩鍋島家の血を引く皇族妃が長女の縁談を手はじめに
親戚筋の縁談を次々とまとめていくというお話。というと身も蓋もないですが、
大正から昭和の激動の部分を淡々と、歴史上の大事件は匂わす程度にさらりと描写され、あくまでも伊都子妃と「縁談」を軸にして読み進めていくお話でした。
林真理子さんの小説は久しぶりに読みましたが、
するする読めて同時に映像化できる。沁みこむように頭に入ってきます。
これぞ小説。好きですね~。