大学の市民講義受けて来ました~♪
先週と今週の2回
大学の市民講義を受けて来ました~♪
先週は、西田幾多郎哲学について
…と言っても
私の西田幾多郎に関する知識は
中田ヤスタカと、能登麻美子と同じ能登半島出身という事と←(笑)
京都に、西田幾多郎が考え事をしながら歩いた道で
「哲学の道」という場所がある事
そのくらいの知識しかありません(笑)
西田哲学によって他者を知るというテーマだったのですが…
確かに先生のおっしゃる
山上容疑者にも事件を起こした理由があるという部分は解かるのですが
私には、他人を差別したり、意図を持ってひどく傷つけたりする人たちをも
受け入れる事には疑問を持っています
ただ先生が仰ったのは「理解」であり
「受け入れる事」ではないのかもしれません
質疑応答の時間が無かったのでその辺の質問はできませんでした。
どう表現すればいいか迷いますが…
宗教系の人たちの中には
被害者よりも、加害者へ温情をかけるような人が結構いると思います。
そして(全部ではないにしても)
宗教系の考え方は突き詰めていくと
被害に合ったのは、「カルマ」だ、「因果応報」だ、「前世の悪業」だ…
などと言って(私には)結局被害に合うのは自身の行いが悪いからだと言っているように聞こえます。
これはとても歪んだ考え方に見えます。
けれど、社会を覆っている考え方でもあると思います。
先週の講義でどこまでを仰っていたかは解りませんが
とりあえず西田幾多郎は「自分をとことんまで見つめて突き抜けた先に他人がいる理解できる」というような事を書き残している様です
まだまだ私には解らない世界です(^^;
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今週は災害の倫理について
平時の際と、有事の際の倫理は違うというお話。
解っているようで改めて聴くと考えさせられる事が沢山ありました。
有事の際は、家族よりも、友人よりも、まず自分を守らないといけない
自分を守る事が、大切な人を守ることにもなる。
けれど平時にそれをやると、自分本位、利己的な世の中になる
難しいなあと思いました…
と言うのは、今は協調性を持った優しい世界と
利己的な社会が、半分半分くらいかな?と思うからです。
けれど救いなのは
協調性を持った優しい世界は現実の世界で起きていて
利己的な社会はネットの中で起きているように感じる事
講義の前にH&Mに寄ったのですが
年配の女性が買い物の仕方が解らなくて店員さんにいろいろ聞いていたのですが
店員さんは丁寧に優しく教えてあげていました
大学に行くバスの中でも
席を譲り合ったり、そういうシーンを何度も見かけました。
けれどネットの中では
高須医院長やひろゆき氏が辺野古の座り込みの事を揶揄したりしているみたいで…
もう現実はそういう世界ではないのに
ネットの中に古い考えの人が取り残されているようにも感じます。
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ところで最近は大学にいらなくなった本を寄付して募金できるシステムがあり
年末で整理していらなくなった本が少しだけ出てきたので寄付してきました~
箱の中を覗くと、結構本が入っていました
その時もみんな譲り合い、声を掛け合いって感じでしたね
場所にもよるのかもしれませんが…
混沌としている中にも
光のある場所もたくさん出来てきていると思います(*^▽^*)
あさこ
2022/12/15 13:26:22
北川ほくせんさんへ
未来の事はわからないので何とも申し上げにくいのですが…
私が目にしてきた過去の事について申しますと
昔からこの国で良かったことってありました?
私の周りでは、一方ではバブルだなんやと浮かれている人がいて
もう一方では食べるのにも苦しんでいる人がいました。
私の見てきた世界では
今まで抑圧されて来た人、モノ、事が
表面化されて来ただけのようにも見えます。
それは置いておいて(←置いとくのかいΣ(゚Д゚)(笑)
良い未来を得るには
能動的に良い未来の方へ動くしかないと思います。
北川ほくせん
2022/12/15 10:54:00
優しい世界が半分あった場合、世界は現状維持のまますすみます
しかし現実は悪化しておりますゆえ、半分以上の割合で利己的な世界が占めている
という事になります。