もえーん

年の瀬の厄介ごと

日記

一昨日、プールで泳いでいるあいだに、奥様から電話が入っていました。

履歴を見ると、その直後には正に翌日にはタイヤの交換に出向こうとしていたなじみの車屋からの電話も。
そしてLINEを見ると、どうも車をぶつけたらしい。。。

おそらく奥さんが私に連絡が取れないので自分で車屋に連絡をして、その後に車屋が私に連絡をしてきたということでしょう。LINEの様子などをみると、恐らく大事ではなさそうなので、とりあえず車屋に電話。こういう時は、真っ先に奥さんに電話をして「どうした、怪我したりしていないのか」という心優しい言葉をかけるところなのでしょうが、奥様に連絡しても何を言っているのか良く分からないことをワーワー言うだけなのは目に見えているので、車屋に話を聞いてから。

ということで、事故状況は車屋も分かっていませんが、物事の進捗がどうなっているのかは大よそ把握しました。どうも交差点を右折してきたタクシーと交差点内で衝突したようですが、怪我人もなく、こちらの車は自走で帰宅したようなので、とりあえずは大丈夫でしょう。

でまあ、奥様からあれやこれやと話は聞くのですが、とにかくタクシー酷い、わたし悪くないに帰結する話しか案の定してこないのですが、断片的に理解できた衝突時の状況から、これはまあこっちの結構問題ありだろうな、という予測は立ちました。警察には「ドライブレコーダーの映像は証拠だから、ちゃんと保管しておくように」と言われたということで、奥様どうだとばかりに私に録画映像を送ってきたのですが。


えー。。。


確かにタクシーの前方不注意は確実にそうなのですが、事故の責任案分の慣例がどうとかそう言うことを抜きに客観的に見たら、せいぜい5:5、下手したら4:6くらいで相手が押してきてもおかしくないかなという感じでしたw

交差点のかなり間近に路駐をして、そして出発するために後方から来る車を数台やり過ごした直後に発進し、その直後に交差点に直進進入し、右折してきたタクシーと衝突、という状況。
タクシーの運転手は、こちらの車が突然現れた、避けようがない、と怒っていたそうです。相当に馬鹿なドライバーだったようで、警察が来ているのに奥様を罵倒したおしていたようで、もうその時点で警察はやや此方の味方。客商売の営業運転しているタクシードライバーがそんな言動をとった時点で終了です。数時間後にはタクシー会社から奥様に連絡が入り、こちらが悪かったですと謝罪があったようですが、まあ運転手はクビですねw 馬鹿すぎる。

ということは、それはそれであるのですが。。。

先述の通り、まず交差点の直前5m以内での駐停車は道交法違反。実は交差点とは具体的にどの範囲を示すのかの定量的な定義が存在しないので、この法律は結構微妙なのですが、いずれにせよ奥様はそんなすぐそばじゃなかった言っています。実際ドラレコの映像からすると(ドラレコは超広角レンズなので距離感がつかみにくいですが)たしかに5mの違反区域からは外れているようには見えます。ですが、それにしてもかなりの至近距離。おそらくいいところ15m。

そして対向車線の右折帯で待機していたタクシーが右折し、ほぼ右折の終盤、交差点から脱出する直前で、タクシーのフロントではなくタイヤハウスに衝突し、相手のサスペンションは破壊されてタイヤがひん曲がっているようです。

タクシーの運転手は此方が突然現れたと言っていたようですが、それはある意味で理解は出来ます。こちらの車が発進するためにやり過ごした何台かの車の直後に発進すると、タクシーとしては最後にやり過ごした車の通過後に右折が出来るという思い込みと共に、実際瞬間的にはこちらが死角に入って見えていなかった可能性はあります。しかし、右折時に完全に右折先の方しか見て良かったことも確実で、きちんと周囲を確認しながら右折をしていれば、最後尾にこちらの車がいることには気が付けたはずです。

一方で、ほぼ右折が完了しかけたタクシーの横っ腹ちかくに衝突しているということは、裏を返せばそこまで深く交差点に進入しているタクシーに、奥様が衝突直前まで気が付いていなかったことが容易に想像がつきます。つまり、発進のために後方ばかりに気を取られ、発進前に直後に進入する交差点の状況の確認をしていなかったことはもちろん、交差点進入時もまだ後ろを気にしていたのか、前をろくに見ていなかったということがバレバレです。
そもそも、5mルール外ではあったにせよ、かなりの至近距離で車を停めていたことも事実ですから、衝突そのものにはに両者に非はあるものの、そもそもの衝突の原因を作ったのはどちらですかという話になると、正直こちら側の分が悪い。ただ、交差点ルールとして直進車両が優先ですから、そういう意味ではこちらに分がある。ということで、まあ責任案分は5:5というのが、私の見立てです。

メンドクサイから奥さんにはそんな話はしませんけどね。
わたしのことを馬鹿にしている、身内を非難するなんて本当にひどい、わたしは悪くないと逆上して叫んで収拾がつかなくなるという日々の状況になるだけなのでw

いずれにせよ、タクシー会社側が下手に出ているうちに、さっさと保険屋に幕引きをしてもらうのが吉。余計なことをすると、こちらの落ち度が露呈するだけです。

でもって車ですが。
自走もしているし、パッと見はそこまで酷いようには見えないのですが、実際は内部でそれなりに破損はある。とは言え、インナーフェンダーに本当に微妙な歪みが出来るかどうか程度までで、モノコックの構造体そのものに限りなく影響はないはずなので、ざっくり言えば車の右のヘッドライトとフロントフェンダー以外、フロントまわりの装備品の全交換&場合によってはラジエターなども交換、というくらいのもんでしょう。アライメントを取ることと合わせて、いちおうフレームも計りながら引っ張るかもしれませんが。。

なのですが。

現代の車は、修理代が高い。部品がアッセンブルされたユニットなので高いのと、センサー類が高い。純正新品ですべて修理すると、工賃入れて恐らく120~150万くらいかかる。なので、選択肢としては全損にして買い換えるか、素直に修理をするかの二択の状態です。

心情的には、直したいんですけどね。奥様は、もう「え~、じゃあ新しくすればいいじゃん。あの車も飽きたし、事故車なんて乗りたくないわよ」と、自分が事故ったことなど既に記憶のかなたのようです。。。

それにしても、どうしたものか。
悩み中です。

  • もえーん

    もえーん

    2022/12/30 18:16:35

    虹さん

    いや、車両保険を入れてあるので、145万までは出るんですよ、保険で。全損扱いにすれば、それが満額でることは確定。こちらの保険とあちらの保険とでの案分はともかく。なので、それで新しく中古を買う、というのが一つ目の選択肢。もちろんそれ以上の金額の車を買うなら、お金を足さないとダメ。

    新しく中古を買うにはもう一つ選択肢があって、表面上は主利するという名目で、145に限りなく近い金額まで修理代を引っ張って請求する。もちろん満額が出るかどうかは分かりませんが、仮に満額が出たと仮定して、しかし実際には修理をせず、事故車をそのまま売却してしまう。売却先は、ひとつは部品取りとして買い取るパターン。もうひとつは、表面だけ直して、見えないダメージはほったらかしで知らん顔で中古車として売る業者が買い取るパターン。そんなものに加担するのも気が引けますが、それで騙されるのも買う方の知識と想像力と判断量の問題なので、自業自得と目をつぶる。おそらく25~30万で売れるんじゃないかという車屋の見立てなので、うまくすると170万くらいの実入りになります。まあ車屋に手間賃上げないとなりませんが。そうすると、素直に全損にするよりも儲かる。が、不確実ではある。

    そして、ほんとうに素直に修理する。ただし新品は可能な限り使わず、良好な状態の中古パーツを使って、残金はありがたくいただく。という三つ目のパターン。

    心情的には、やっぱり車が可愛いので、直してあげたいのですが、クールに実利を考えると、買い替えも妥当な判断。

    まあどうせ年が明けて諸々のお金勘定が動き始めないと判断材料がそろわないので、しばらく悩んでいることにしますよ。

  • 虹 の 夢

    虹 の 夢

    2022/12/30 14:01:55

    もえーんさん、こんにちは。

    あ~~、大変でしたね。
    でも、怪我がなくてよかった、よかった。
    事故と、奥様の性格分析も的確なようだし。
    >奥様は、「え~、じゃあ新しくすればいいじゃん。あの車も飽きたし、事故車なんて乗りたくないわよ」
    +120~150万くらいかかる」
    のなら、「奥様のお金」で新しく買われてはいかがですか?
    修理しても、どこか破損していて、すぐ故障する可能性があるし。
    ぴっかぴかの新車を買ったら、奥様が気を付けて運転してくれるかもしれません。

    私は1本98円のバラを買うか?買わないか?で2時間スーパーの花コーナーで
    うろうろしてました。

    もえーんさんの奥様は、新車を入手できるでしょうか?気になります!!!!!!!