ゲシュ崩ログ 131 知育お菓子の悲しみ
知育お菓子をつくることが大好き。食べるというより、食べるのは二の次で、つくるの大好き子供。
知育お菓子
現代の子ども用玩具菓子。一昔前はねるねるねるね等、単純なものに限っていたけれど、令和時代では食べられる粘土遊び使いきりパックのようなものが売られている。それにしても、日々世界は進化してるのですね。昔なかったものがどんどんでてきて、楽しそうで何よりです。
子どもは知育お菓子を作りたいけど、袋の粉はこぼしまくるし、水をしっかりはかれないし。それでも作りたい子供。親と一緒に作る。知育お菓子をつくるの大好き。知育お菓子を作る過程で、悲しい大失敗があった。
「お水をカップ一ぱい」という説明がある。一度、子供に「お水をいっぱいいれるんだってよ」と伝える。すると子供が、水をたくさんいれて「え…いっぱいいれるってお母さんが言った……」と悲しい顔をしていて…。ほんとにごめん。お母さんが悪い…おかあさんごめん…と、純粋にお母さんの言葉をただ信じて大失敗させてしまった経験がなんだか切なくて悲しくて、ついつい知育お菓子やりたいっていう時、「ああ…この前の記憶がトラウマになってやりたくないって言うよりはやりたい気持ちがあったほうがいいのかな」と、与えてしまう。それ以降、「お水は…一回っ!一回だよ!」と、本来日本語としては杯、ですが、落語の笑い話みたいな大失敗を経て、うちでは「水いっかい」という数え方を採用し、いまのところ失敗はなくなったのでした。改善改善。…ああ。もう…。お母さんのいう事信じて…なんで失敗しちゃったの?っていうあの切ないピュア大魔法でお母さんの精神力はゴリゴリ削られました。ピュアな人の信じてたのに…が一番折れる。ピュア人コワイ。ピュア人の最強説。ああ…私悪いですすみません…としかなれない。ピュア属性の人、一番恐ろしい。そして本来お菓子なんて買わないぞという家庭なのに、知育お菓子だけはお母さんの削られた精神力のぶん、子供に与え直すという事がおこっているのだった。子供のピュア力、世界を動かす。
ピュア耐性 激よわすぎて ちょろママで
子供が「うちの親ちょ~ちょろい~」とか友達と言うようになって欲しいです。ほんとに。それくらいになってくれないと。ほんとに純粋ピュアな子供といると、塩かけられたナメクジみたいになりそう。悪魔的な私としては。