スルー推奨
ああ ダークなものを書きたい
新年早々すみません
※注 これはフィクションでございます
父が母を食べた
食べられた母が私の生母である
父は幼子の私を家に放って置いて
次なる贄を探すため 街に狩猟しに出た
間もなく新しい母が家にやって来た
彼女は 父の口煩(うるさ)い言いつけを最初は嫌がった
だが 数年経つうちに従うようになった
それが何故かは知らない
やがて彼女も父に食べられた
その様を押し入れの僅かに開いた隙間から
最初から最後まで見続けた
数日後 十数人の警官が父を捕獲しに 家に来た
あえなく父はジタバタしながら拘束されていった
父も最期のときを知ったのか 振り向くように叫んだ
「お前は俺のようになるな!」
不審に思った警官たちが押し入れはもちろん家じゅうを捜索した
姿を隠した私が見つかるはずもない
でも父からの最期の言葉 叫びはしっかり受け止めることができた
「お前は俺のようになるな!」
あと何回 人を食べれば この苦行を超えられるんだろう
その果てにいつか神になれるんだろうか
ぜんぜん分からない
見当もつかない
遠い彼方の国から伝わる昔からの伝説 神話
人を百回食べたら指導者になれる
人を千回食べたら神になれる
人を万回食べたら創造主になれる
私はあと何回なんだろう
そう想いながら
いまも夜を疾り続けている
家父長制度家父長制度家父長制度家父長制度家父長制度家父長制度家父長制度家父長制度家父長制度
ルルルのル^^
2023/01/05 06:29:47
人が人を食う、、
共食い
よく言うよね
食べちゃいたい、、、とか、、
私を食べて、、、とか
そこに愛はあるんじゃないか?