その古い木造の建物は、

お世辞にも設備が整っているとは言えない。

ちょっと音を立てながら空調はがんばっているが、

外に比べればマシとはいうものの、

部屋の中なのにコートが脱げない。

だが防寒対策さえしておけば

誰にも邪魔されない時間が過ごせる。

ここはかつての書痴であったコレクターの遺品を中心に公開されている

私設図書館だ。

いつ来ても誰とも合わない客の少なさだが、

実は知る人ぞ知る希書が気軽にみられるという貴重な場所。

ただ残念なのは貸出禁止（閲覧のみ可）なので

温かいコーヒーを飲みながら読書できない。

読むものを読んで外に出たら、

美味しいコーヒーを飲みに行こう。

そんな決意をする冬の午後。

なんか普通っぽいコーデがしたいな、

ということでこうなりました。

ベレー、コート、ニット、マフラー、スカート、靴にブックエンド。

これらすべてPショップ品です。

Pショップ品は普段着コーデするのに使うと楽しい。

限定品ってセット服がどうしても多くなるし、

いつでも欲しいものが入手できるわけでもない。

まあ、トータルだと結構お高くなるけど

一応着回しも考えて買ってるから！