重賞展望
https://news.yahoo.co.jp/articles/0079152b0ea09db555c666453e26cb35e1d1f6ab
未だに高速馬場が故障に繋がると考えてる情弱が競馬記者の中にも存在するとは驚き。高速馬場で故障率が上がるというデータは一切存在せーへんし、むしろ故障率は昔より下がってます。百歩譲って時計の速さと故障率が比例する(そんなデータも存在しませんが)なら斤量を軽くすればむしろ時計は速くなって故障率も上がるはず。そんな矛盾したことを書いてることにすら気付いてへん頭の悪さたるや。間違った情報を流布することはそれだけで罪やな。
【シルクロードS】3年連続で中京1200での開催。21年は33.7-34.6で22年は33.6-34.5と前傾ラップにはなりやすいコースではあるけど中山や小倉なんかと比較するとそこまで極端ではないし、コーナーの角度の関係もあって若干息が入るイメージ。起伏のあるタフなコース設定で直線も長いことから一本調子のスピードだけでは押し切れず、直線でもうひと脚使うことが求められる。千四~千六実績のある馬が好走しやすいのもその辺りが関係してるんかなと。基本的には内枠有利になりやすいコースではあるけど今週からコース替わりでもあることやし土曜でしっかり見極めたい。血統ではダンチヒやストームキャットといったスピード型ノーザンダンサーの血が目立つ。
去年は高松宮記念とスプリンターズSのGⅠも含め重賞の多くが枠やトラックバイアス、斤量といった能力以外の部分でほぼ決まったように今のスプリント界は低いレベルでのドングリの背比べ。強いからという安易な理由で印を打たへんようにしたい。もう1つ気になるのは斤量。AJCCは59キロを背負ったヴェルトライゼンデが勝ったけど一般的に言われてるように斤量が響いてくるのはスタートダッシュやギアチェンジの時。となると中長距離より短距離の方が影響が大きいんかな?という気はする(アイビスSDで毎年軽斤量馬が好走するのもそれだけスタートダッシュが大事やからやと思います)。
ナムラクレアは前走は圧倒的に内有利な中で大外をブン回したことを考えれば着順ほど内容は悪くない。千四っぽさもある馬やから中山よりは中京の方が合いそう。ウインマーベルはスプリンターズS2着馬やけどあまりにもトラックバイアスの影響が大きいレースやっただけにどこまで評価するのか難しいところ。立ち回りの上手さはあるけど59キロを背負って勝つほどの大物感は正直感じひんかな。トウシンマカオは前走京阪杯は内や前有利なレースを外目の枠から馬場の真ん中を通ったことを考えれば強い内容で時計も優秀。今年のスプリント界の主役になる可能性はあると思うけどその前走は相手がそこまで強くなかったのもあるからね。いきなり58.5キロもなかなか背負わされたなと。マッドクールもまだ強い相手とは戦ってへんけど連勝中の勝ち時計は優秀やし56キロの斤量は魅力。人気馬たちが斤量に苦しむようなら一発はありそう。穴馬も挙げたいけど正直馬場傾向や時計の出方、枠を見てみな何とも言えへんかな。コース実績のあるシャインガーネットやキルロード、ペースがそこまで上がらんならシゲルピンクルビーあたりは候補に入ってくると思います。