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彼女は二度殺される

日記

「死体と魂を結びつけて死者を一時的に蘇らせる能力者

くくりし(漢字出てこず)が、日常的に活動する日本。
とある殺された少女を蘇らせることを依頼された。
だが儀式直前、少女の死体は、目玉をくり抜かれ、舌をぬかれ
指を切り取られ、蘇りが無意味なほど損壊されていた。

なぜ、少女は殺し直されたのか」

死者を蘇らせるのが当たり前の日本、という設定にもなかなかなれず、
はまれずにいました。
でも、最後まで読むと、その特殊な設定ありきの
本格ミステリなのか?とも。

特殊な設定についても最後まで読ませる設定になっていました。

私は焦っって飛ばし読みする癖があり
ざっくり読み直すと、
きちんと伏線があって、それが後にかかっていましたね。

せまい人間関係で、その特殊設定がなくても
起こりそうな事件であり、トリックがその世界特有のものでした。

残酷がもの、というよりちゃんとアリバイなど考察するものでした。

私は最後まで読まないとわかりませんでしたが。。