コーヘイ

重賞展望

日記


今週末の重賞は京都記念、共同通信杯、クイーンCの3つ。京都記念は去年◎○△で帯馬券を獲ったゲンのいいレース。流石に今年はそこまで荒れへんかな。

【京都記念】3年連続で阪神内回り2200での開催。最初のコーナーまで距離があるから序盤それなりに流れて角度のきつい1~2コーナーで緩む、後半はロングスパートというのが基本形。21年は59.3-11.9-59.2で22年は61.7-12.7-57.5で前後半のバランスにはだいぶ違いはあるけど22年も後半はロンスパになってるし持続力が問われてるのは共通。普通スパート地点が早いと差しも決まりがちで馬場も悪い宝塚なんかは差し決着も目立つんやけど、このレースは開幕週の高速馬場やからか内や前が圧倒的に有利。まずは土曜の傾向を見てからやけど基本は内や前で立ち回れる馬を中心に考えたい。血統ではステイゴールド系が特注でトニービンも目立つ。

ドウデュースはハイレベルのダービーを勝った馬やし、ハーツ産駒にしてはピッチが速く瞬時の加速も出来る馬やから小回りを苦手にするような感じもない。高速馬場も得意。気になる点は2つで1つ目はロンシャンの重馬場を2回走った後ってこと。ダメージ自体は回復してもサトノダイヤモンドやマカヒキみたいに帰国後別馬みたいになる可能性も0ではないからね。メンタル面も含めてどこまで影響があるか。2つ目は脚質。元々速い流れのマイル戦でも中団につけられる馬ではあるけど皐月賞以降は後ろから末脚を活かす競馬になってるのがどうか。流石に開幕週の内回りで後方から外ブン回すと能力的に抜けてても負ける可能性はあるからね。まぁ、武豊騎手やからその辺はわかってると思うけど。エフフォーリアは大阪杯や宝塚で追走自体に苦労してたのを考えれば有馬で先行しての5着は復活の兆しは見えた。ただ有馬はスローで追走が楽やったのも確かで、今回距離短縮+開幕週の高速馬場+逃げ先行馬多数で前走よりペースが速くなりそうなのがどうか。遠征競馬に実績がないのも含めて2番人気で重い印は期待値的にまだ打ちたくないかな。キラーアビリティは斬れる脚はないからワンペースになりそうなのは良いけどスタートが良くないから開幕週の馬場は不安。前走も内枠からほぼ完璧に立ち回っただけにまた人気になるこのタイミングで狙いたいかとなると。プラダリアも斬れへんタイプのディープ産駒やから上がりが速くならなそうなのは良いし前走もロスを考えれば強い内容やけど内回りの経験が乏しいのと内や前で立ち回るイメージがないのがどうかなと。ウインマイティーは有馬6着ならここでは人気2頭以外に能力面で劣ることはないし内や前で立ち回れるのが良い。2走前のエリ女は外差しが圧倒的有利な中、序盤から出して行ったのが敗因で長く良い脚を使えるタイプやからコース適性はあるはず。特注のステイゴールド系でもある。穴っぽいところではマテンロウレオ。春より成長してるしキラーアビリティやプラダリアあたりと能力差はないはず。ノリさんが内で立ち回る競馬を教えてるのもここでは武器になりそう。あとはユニコーンライオン、キングオブドラゴン、アフリカンゴールドあたりから内枠を引けた馬は押さえておきたいかな。矢作厩舎の2頭は坂井騎手をユニコーンライオンに乗せてきたってことは陣営はこっちが有力って考えてるんかな。